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トイレに入ってきたその子たちは、鏡の前で話だした。
「っていうか本当にあれで別れてくれるとはね。チョロすぎwwww」
「でもあの作戦のおかげでうちらにチャンスが回ってきたわけじゃん？」
あの作戦って、なに？
なんなの.......
そんなことが頭によぎった次の瞬間、
聞こえてきた言葉に耳を疑った。
「ジョングクくんが彼女いるのに他の女に目がいくわけないよね。嘘に決まってるじゃんw」
「ま、最後までジョングクくんを信じられなかったアイツが悪いよね。むしろハメたうちら以下〜」
う、そだ。
うそだ、嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ。
だって、ジョングクくんは私のこと好きじゃなくなって......
「そうそう、そんな嘘聞いて信じる奴がバカだっつーの。放課後に待ち伏せした甲斐あったわ〜」
「あれはマジでナイスタイミング。あ、そうだ、ついでにジョングクくんのクラス行かない？」
「いいね、朝から王子拝みに行こ！ｷｬﾊﾊﾊﾊ....」
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体が震えた。
私からジョングクくんを突き放したの？
勝手に勘違いして？
信じられない。
........信じられなかったのは、私じゃん。
私がジョングクくんを裏切ったんだ。
個室から出て、鏡の前に立つ。
なんて醜い自分。
泣く価値もない。
ｶﾞﾁｬ......
ヨニ「A」
振り返ると、複雑な顔をしたヨニ。
ヨニ「今のどういうこと？」
A「ヨニ、わ、私......」
ヨニ「......ばか」
ヨニが私を抱きしめて、結局抑えていた涙が溢れ出した。
私、いつも自分に自信がなかった。
私のことを可愛いって言ってくれる人がいても、
それはお兄ちゃんたちやテヒョナの兄妹だからだと思った。
��あ、あの子ジンくんの妹じゃない？��
��あー、あのイケメンの！他の家族もかっこいいよね〜��
兄妹の私から見ても、お兄ちゃんたちやテヒョナは整った顔をしてると思う。
そんな兄妹と比べられると、どんどん自信がなくなった。
そして自分がどう思われてるかってことばかり考えて。
自分の劣等感に酔いしれて、周りが見えなくなったんだ。
私、ジョングクくんのこと
ちゃんと見てた？
ｷｰﾝｺｰﾝ、ｶｰﾝｺｰﾝ.....
授業開始のチャイムが鳴る。
それでも私はひたすら泣いて、ヨニはずっと抱きしめてくれた。
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ワサビ(プロフ) - Mimareさん» 素敵なお言葉ありがとうございます(；；)コメント頂いたので、作品は残させて頂きます。いつでもこのカオスな文章に会いに来て下さいね^^♡ (2022年5月22日 18時) (
レス) id: e8ad42cbb5 (このIDを非表示/違反報告)
ワサビ(プロフ) - Mimareさん» 嬉しすぎるお言葉ありがとうございます(；；)♡ では作品はこのまま残させて頂きますね。コメントありがとうございました^^ (2022年5月22日 18時) (レス) id: e8ad42cbb5 (このIDを非表示/違反報告)
ワサビ(プロフ) - めろん好きのめろんぱんさん» ぎゃーーそんな風に言って頂けて嬉しいです(；；)嬉しすぎて私も発狂しました(え？) (2022年5月22日 18時) (レス) id: e8ad42cbb5 (このIDを非表示/違反報告)
Mimare(プロフ) - 作者様のノリや感性がすごく好きです！！笑いたいときにまた読みたいので、残しておいて頂けると嬉しいです！！ (2022年5月7日 21時) (レス) @page50 id: 6a34c1c309 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - 昨日から知って一気読みしてしまいました！とても面白かったです！もし残していただけるのなら残して欲しいです！ (2022年5月6日 17時) (レス) @page50 id: 3ed07549df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わさび | 作成日時：2017年8月6日 7時
