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出会い ページ5
暖かい…
フカフカのベッドの感触に驚いて目を開ける
「おう。起きたか。」
「！」
知らない人…なんで？ボクを追ってきた人？でも今起きたかって…
「ひぃっ！」
とりあえず布団に包まる
「悪い。ビックリしたか。俺の名前は霊幻新隆。お前は？」
「う、梅宮A…」
「そうか。まぁ聞きたいことは色々ある。が…」
話が入らない。怖い…逃げたい…
カタカタ…
「地震か？」
周辺の家具が浮く
「はっ！？え！？何が起きた！？って…大丈夫か！？もしかして…お前か？これやってんの。」
「そ、そうで、す…」
「あ、え、えっと…落ち着け。な？」
カタ…
家具の位置が元に戻る
ヤバイ…嫌われた？
「今の…」
叩かれる！
ポンッ…
「！？」
撫でられた…？
「スゲェな！他になにかできるか？」
「え、えっと…テレパシーが…」
「マジか！じゃあ心、読めるのか？」
「え、はい。」
「スゲー！」
凄い…？
「怖くないのですか？」
「え？何が？」
「ボクの力…」
「怖くねぇよ！むしろスゲー！と思う」
「え…」
ポロポロ…
涙が溢れた。
「なんか、色々あったのか？自分の力とかそういうので…」
「はい。」
「そうか。大丈夫大丈夫。」
ギュッ…
「！？」
「俺が守ってやるよ。」
「それって…」
「ああ。ようこそ。A。今日からお前はうちの子だ。」
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作者名：百合 | 作成日時：2016年10月16日 11時
