魔法使い、幹部になりました？ (ページ44)

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トントントントンヒノノニ○ンページ44

tn side
グルさんがまたサボっとった
毎度毎度、まじで勘弁してほしい
しかし、総統室にやってきたAさんは情けない総統には目もくれず
俺に向かって「お疲れ様です」と笑いかけた

A「で、あんたは何やってんですか」
その冷ややかな目に部屋の温度が5度くらい下がった気がした
驚いた、グルさんのせいで彼女に迷惑をかけているのは確かだが、さっきまで知らなかったとはいえ、この国で一番偉いあいつにあんな目を向けるなんて
言えない、確実にグルッペンにロックオンされた目を向けられていたなんて
(これは面倒なことになるわ)

Aside
無言のトントンさんに押されて書記長室に着く
中に入ってはっきり分かった

(この人社畜だ...)

tn「Aさん、足といい、さっきといい...本当すいません」
なんか会ってからトントンさんに謝られてばっかりだ
「トントンさんのせいじゃないんで謝らなくていいですよ」
tn「本当申し訳ない...城内回ってきてどうでした？」
「凄く広いですね、これは迷子にもなりますよ」
tn「はは、これから少しずつ慣れてって下さい。他の幹部にも会いました？」
「はい、みなさんフレンドリーでありがたいです。トントンさんも敬語じゃなくていいですよ」
tn「じゃぁ、トントンって呼んで、敬語なしで。」
「これでお互い様だね、トントン」
tn「おん、じゃぁ仕事の説明するな？」

どうやら私は一週間、幹部補佐という役割になるそうで
主に書類とたまに外交補佐、お試し期間でも給料は出るそうだ

tn「書類しないやつ多いから、一週間だけでも人手が増えるのほんと助かるんよ...」
もうなんか全てから苦労が読み取れて気の毒だ
tn「質問とかある？？」
「いや、大丈夫」
tn「そういえば部屋の案内まだやろ？教えるわ」
と言い再び椅子を押す
案内された部屋はめちゃ広かったしベットや机、クローゼット、本棚まであった
何よりシンプルでセンスがいい
「こんな広い部屋、ほんとにいいの？？」
tn「みんなこんな感じやで、足りないものがあったら言ってや。着替えもクローゼットに入ってるはずだから」
はーすっごい、すっごい(脳溶け)
tn「7時から夕食。時間厳守な。一通り終わったし後は自由にしてくれてええで」
今の時刻は4時、特にすることもないしな、
「じゃあ、トントンの手伝いするよ、机やばかったじゃん」
tn「え、いいの？初日から働かせるのも...」
「いいよ、大変そうだし練習がてら手伝いたい」
tn(神かな....？？)