関西弁の君と、博多弁の私(2)【jel】

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『「おはよーございまーす」』





教室に入ると、丁度2時間目の授業をしていた。

ジェルは私の机に荷物を置いて、用意までしてくれる。


ちなみに、階段はジェルに支えてもらいながらのぼった。







先生「佐野、無理するなよ。

何かあったら周りの人にすぐ言うんだぞ。」




『了解です。』






急いでノートをとる。

周りがヒソヒソ言っとっても気にしないけん。



女子達の方からも何か聞こえる。





と、さとみくんからメモが回ってきた。








中を見ると、


ころんくんのちょっと汚い字が。









【 後で廊下に来て。

Aに見せたいものがある。


この手紙はバレないように飲み込んで。】






飲み込んでって文字を横線で消して、

さとみくんの文字でつけたすようにこう書いてあった。







【 ポケットにいれといて。

それと、あの女子達には絶対にばらさないようにしてな。 】







ちらっとさとみくんの方を見て頷いた。

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