勇者 ページ8
ダ｢さてそろそろ村にもどるとするかの。イレブン、A。お前たちの母ペルラにも儀式を終えたことを教えてあげなさい。｣
イ｢『はい』｣
エ｢イレブン、A。私たちも行きましょ。｣
『うん』
私たちは村の人たちを追うように村に戻って行った
『お兄ちゃん！早く帰ろう！お母さん待ってるよ！』
エ｢Aやけにルンルンしてるね｣
『だって私たちもう大人なんだよ！成人の儀式が終わってもう子供扱いされないんだよ！嬉しいじゃん！』
イ｢あははっそうだよね。A母さんからすごく心配されててむしろ困ってたもんね。｣
エ｢でも私もそうだったなーおじいちゃんに危ないことはするなってよく言われたわ｣
inお家
ル｢ワンワン！｣
『ルキ！お出迎えありがとう』
家の前にルキがいた
ルキについて行き家の中に入る
『お母さんただいま』
イ｢ただいま｣
エ｢お邪魔します｣
ペ｢ああ。イレブン、A。おかえり。無事成人の儀式を終えたようだね。村中で噂になってるよ。｣
ぺ｢うちの子たちエマちゃんの足でまといにならなかったかい？｣
エ｢ぜんぜん。ねぇペルラおばさま聞いて！イレブンってばすごいのよ！神の岩の頂上でね私たち魔物に襲われたの。私なんて崖から落ちそうになっちゃうし本当にもうダメ……ってら思ったわ！｣
あ、エマそれは……
エ｢でもねっ！その時イレブンのアザがピカーッて光って雷が魔物に直撃したの！まるでイレブンが雷を呼んだみたいに！｣
ペ｢なんだって！？｣
ペ｢イレブンのアザが光って魔物を退けた？Aも見ていたのかい？｣
『う、うん…』
ペ｢そうかい。そんな事があったんだね…｣
お母さんなんか知ってるのかな…？
ペ｢考えないようにはしていたけどおじいちゃんが言っていた通り運命にはあらがえないのかねぇ…｣
『お母さん…？』
ペ｢ついにあのことを話す時が来たようだね。
……イレブン、A。これを受け取りなさい。｣
『私も……？』
お母さんに渡されたのは青く何かの紋章が入ったとても綺麗な首飾りだった
ペ｢あんたたちが成人の儀式を終えたらその首飾りを渡すようおじいちゃんに頼まれててね。｣
イ｢でも何でも…｣
ペ｢じつは16年間。村のみんなにも言わないでずっと黙ってたことがあるんだ。｣
ペ｢イレブン。あんたはね…
勇者の生まれ変わりなんだよ。そしてA
あんたもその勇者の血を引くものなんだよ｣
イ,エ,貴｢｢『ユ…ユーシャ？』｣｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 24人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：キャンディ | 作成日時：2017年9月11日 0時
