検索窓
今日:5 hit、昨日:1 hit、合計:13,211 hit

お祈り ページ7

エ「あら消えちゃったわね。なんだったのかしら。」

エ「いっぱい助けてもらったわね。やっぱり2人が一緒だと私心強いわ。」

『まぁ気を取り直してお祈りしちゃおう』

エ「我らイシの民。大地の精霊と共にあり…。」

『ロトゼタシアの大地に恵みをもたらす精霊たちよ。日ごとの糧を与えてくださり感謝します。』

イ「どうかその大いなる御心で悠久の大地に生きる我らをこれからも見守りください。」

ま、眩しい…

エ「うわぁすごい…!」

『すっごく綺麗…』

エ「世界ってこんなに広かったんだ…このしきたりを考えた人…きっとこの景色を見せたかったんだね」

『道が険しすぎだけどね…』

エ「それじゃ儀式を終えたことおじいちゃんに教えてあげましょ。みんな私たちの帰りを待ってるはずだわ」

イ「そうだね」

『よーし帰ろー!』

神の岩から降りて

みんなが待っていた

あ、ルキ…マノロをちゃんと送れたんだね

あ、村長さんだ

エ「ただいまおじいちゃん!」

(村長=ダンなので ダ「」で表示します)

ダ「おお3人とも。無事に帰っていて何よりじゃ。神の岩に雷が落ちたからケガをしていないか皆で心配しておったわい。イレブン、Aよ頂上で何が起こった」

イ「それが…」

お兄ちゃんは頂上で起きたことを話した

ダ「…ふむそのようなことがあったのか。
まさに奇跡というほかあるまい。」

『奇跡…』

ダ「きっと神の岩に宿りし大地の精霊さまが
3人を守ってくださったのじゃろう。」

私にはよく分からないけど何か違う気がした

もしも精霊さまが守ってくれたのなら感謝したいが
私にはお兄ちゃんが雷を呼んだ気がした…

ダ「ところでエマよ。神の岩の頂上から何が見えたのかわしに教えてくれるかな?」

エ「ええ見渡す限りの海が見えたわ。お日様に照らされてキラキラしててね。あんな光景はじめて見たわ。」

ダ「うむ。この世界…ロトゼタシアがいかに広大かイシの村しか知らぬおぬしらも分かったようじゃな。」

ロトゼタシア…本で読んだことがある
1番有名なのは世界樹…世界の中心にある大きな不思議な木。
葉っぱ1枚1枚がこの世界で生きる人たちの命と言われている

エ「A?どうしたの?ぼーっとして」

『だ、大丈夫ちょっと考え事してただけ。』

エ「そっか」

ダ「おぬしらはまだまだ若い。もしかするとこの村を出て羽ばたく時が訪れるかもしれんからな。
このロトゼタシアの広さをわしはこの儀式を通して3人に伝えたかったんじゃよ」

勇者→←頂上



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (13 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
24人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:キャンディ | 作成日時:2017年9月11日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。