検索窓
今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:13,208 hit

脱獄 ページ21

短剣の人はまたしても下を向いていた

バサッ

短剣の人は置いてあったわらをどかした

『あ、穴?』

わらの下には人一人が入れそうな穴が掘ってあった

「ずっとこの穴を掘っていたんだ。今日脱獄しようと思っていたがそんな日にまさかお前らが来るとはな…」

『すごい偶然…』

「ほんとにな…どうやらあの予言通りオレはイレブン…お前を助ける運命にあるらしいな。今はくわしく話してる暇はねえ。さぁお前らから先に行きな!」

「『うん』」

▼謎の青年が掘った穴のようだ。中へ入りますか?

えっいきなりそれっぽいの出てきた

はいに決まってる!

僕はお兄ちゃんより先に穴に入り地下牢を抜けた


僕達は穴に入り水の音のする場所に付いた

「……水路か。どこかに出口があるはずだ。背後はオレに任せて先に行ってくれ。」

イ「わかった。Aは僕の後ろにいて。」

『わかった』


僕達は出口を探しに歩き始めた

「なぁ…」

『はい?なんですか?』

「お前ら双子か?それとも兄弟?」

『うーん双子ですね。まぁ兄妹でもありますけど』

「はぁーだからやたらよく似てんのか…若干髪型違うのと身長が違うから見分けられるけど」

イ「Aはちっちゃいから」

『えっそんな事ないよ!エマよりは低いけど…』

「お前Aって言うのか」

『はい』

「おい!見つけたぞ!こっちだ!」

『お…追っ手が…』

兵士が2,3人後ろに現れる

「くそ!逃げるぞ!」

僕達は走り出す

逃げなきゃ!こんな所で捕まってたまるか…!


物陰に隠れ短剣の人は言う

『見つかるとやっかいだ。松明を消してオレについてこい。』

僕達は短剣の人について行く

「こっちだ…」

物陰に隠れる

すると気づいていないのか兵士が目の前を横切る

短剣の人はそれを見て先へ進んだ

兵士があちらこちらにいて思うように進めない

『くそぅ兵士が邪魔すぎる…』

イ「そうだね…どうにか見つからないように切り抜けていかなきゃ」

「お、あの橋を渡るぞ。先に行って様子を見てくれ。」

イ「わかった。」

しばらくして

イ「向こうの兵士は気づいてないからいけると思う」

「わかった。全速力で行くぞ」

コクッ

僕達は頷く

ダッ

橋の方まで来た

ダダダダダダダッ

『えっ』

前から兵士が続々とやってくる

後ろからも…

「ちっ…。しつこいヤツらだ……。」

カシャッカシャッ

ゴロゴロッ

『ゴロゴロ?』

ボチャンッ

イ「ボチャン?」

ギシギシッ

下を見る

「おいおいマジか……」

感謝(読まなくてもOK)→←フードの人



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (13 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
24人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:キャンディ | 作成日時:2017年9月11日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。