兵士 ページ16
『わわっすごい!!』
イ「ここだけなんかべつの所みたいだね」
僕達は目を光らせお城からいちばん近い住宅地を眺めた
『あれ?このお店』
イ「閉まってるね」
『夜に来てみよう。もしかしたら開いてるかも』
イ「そうだね。今は用事を済ませないとだしね」
僕達はそのお店を後にしお城の方に足を向けた
お城の前につき僕は止まった
お兄ちゃんは止まらず歩いていってしまった
兵「まて!止まれ!」
ですよね
兵「旅のものよ一体なんのようだ」
イ「えっと……僕勇者のなんです」
ん?
イ「それで王さまに会いに来たんです」
『お兄ちゃんそれ言っちゃいます?』ボソッ
イ「だってこうするしか…」ボソッ
兵士たちが笑い出した
まぁそう信じられるものでもないよなぁ
兵「はははっ!ふざけたことを言うな!お前が勇者なわけなかろう!」
「さぁ!とっとと帰れ!俺たちは忙しいんだ!」
『あ、あれ見せてみたら?』
イ「あぁあれね」
兵「は?」
お兄ちゃんはカバンの中から首飾りを取り出し見せた
『これ…王さまに見せれば何かわかると思います』
兵「なに?その首飾りを王様に見せたいと申すか?」
兵士たちは顔を見合わせ頷いた
兵「……。わかった。待っておれ」
兵士の1人がお城に向かった
しばらく待つと兵士が戻ってきた
兵「先ほどは大変失礼しました。国王がお待ちですのでどうぞお入りください。」
急に喋り方が丁寧に…
なんか嫌な予感がする…
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作者名:キャンディ | 作成日時:2017年9月11日 0時