diary＊08 ページ9
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テスト期間前の土曜日13時。
昼の dining magic BAR akari はカフェのような営業になるので、私たち高校生がテスト勉強するのにもってこいの空間となっている。
「ねーココ何？意味わかんないんだけど」
「どこが」
隣に座るかっちゃんに教科書を突き出すと、かっちゃんは手を止めて覗き込み丁寧に解説をしてくれる。
すると目の前に座っていた切島が大量のクエスチョンマークを浮かべた後かっちゃんに声をかけた。
「なぁ爆豪！これどういうことだ？」
「さっき教えたとこだろが少しは自分で考えろや！」
「……！さっきと同じやつか！サンキュ！」
切島は教科書とノートをペラペラと見返しているうちに答えを見つけたらしく、それを確認したかっちゃんはすぐに私の問題解説に戻った。
そんな様子を見た電気がやれやれと頬杖をつく。
「ほんっと爆豪ってAに甘いよなぁ」
「こいつが規格外のバカだから面倒見にゃならんのだ」
「まぁA俺より順位低かったもんなぁ〜」
「電気と私そんな変わんないでしょ！」
「ホラどんぐりの背比べしないの」
宥めながらアイスカフェオレを飲む瀬呂。
みんな去年は同じ相澤先生のクラスで、その時仲良くなった。テスト期間前はこうやってみんなでかっちゃんに教えてもらうのがもう習慣になっている。
「よく爆豪と同じ高校来れたよな」
「だってかっちゃんとデクが雄英行くって言うんなら私だって行きたいって思うじゃん！」
「その二人と天と地の差の成績だけどな」
「中学の頃はまだマシだったし。雄英がレベル高すぎて埋もれちゃうのよ」
ほんと、雄英では去年電気よりも低い順位を叩き出した私だけど中学の時は中の上ぐらいにはいたんだから。多分。
雄英私も行きたいって言った時、周りに笑われたけどかっちゃんだけは「絶対いくぞ」って嫌な顔ひとつせず真剣に勉強教えてくれていた。デクもずっと「一緒にいこうね」って応援してくれた。
校門前で3人一緒に足を揃えて踏み入れたのはいい思い出だ。
「…よし、勉強頑張ります」
「そこ間違っとる」
「あぅ」
気合を入れた瞬間指摘されシャー芯がポキッと折れた。
途中息抜きに休憩を挟みながら勉強すること数時間。
気づけば18時前。カフェでこんだけ居座るのも迷惑な話だけど、迫さんたちは好きなだけ勉強していきなよって言ってくれるからありがたい。
そろそろみんな帰る時間だ。
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sana＊(プロフ) - 優杏さん» 思ったよりかっちゃんの出現頻度が増えまくっていて私もどうしようか悩んでおります…笑 ホークスいっぱい出せますように🥺笑 (2022年1月8日 20時) (
レス) id: 35c21c90ed (このIDを非表示/違反報告)
優杏(プロフ) - ホークスと夢主がどうなるかドキドキしながら読ませてもらってます。ホークス早く出てきてくれ、、😇 (2022年1月8日 8時) (レス) @page28 id: 285be3b13c (このIDを非表示/違反報告)
sana＊(プロフ) - 優杏さん» えぇそんなこと言ってもらえてめっちゃ嬉しいです🥺💓通知ちゃんと行くように頑張ります！😳ありがとうございます！😊 (2022年1月8日 3時) (レス) id: 35c21c90ed (このIDを非表示/違反報告)
優杏(プロフ) - 毎日毎日更新されるのを楽しみに待ってます。通知来るたびにこの作品じゃないかとすぐ見にきてしまうくらい楽しみにしてます。。 (2022年1月7日 23時) (レス) id: 285be3b13c (このIDを非表示/違反報告)
sana＊(プロフ) - ステラさん» よかったぁ😭💖ホークス好きさんがいっぱいいて嬉しいです！☺励みになりますありがとうございます！😊❤ (2022年1月6日 13時) (レス) id: 35c21c90ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sana＊
| 作成日時：2021年12月10日 2時
