5.モンスターズ・ユニバーシティ ページ6
月日は平穏に流れ……
「マイクよ〜、この点Pってどうやったら止まるの？」
「止めようとするな！一次方程式だよ！」
平穏に……
「ワォ！確率53／36だって！そんなことある⁈」
「あるか！！」
いや、コーデリアの頭脳を大学生並にするために二人(特にマイク)は奮闘した。
そして遂に二人の元に手紙が届いた。
「見てみてマイク！私も合格だって！」
「やった……本当に頑張ったよな……俺……」
手紙の中に入っていた入学許可証を持って二人は抱き合った。
マイクに関しては今までの苦労を振り返り、涙を流すほど感動していた。
※ほとんど写真と書類だけでコーデリアは合格していたのだが、この二人がこの事実を知ることはない。
コーデリアは一足先にモンスターズ・ユニバーシティに着き、マイクの到着を一人校門の前で待っていた。
「そこの子！新入生かい？」
そんなコーデリアに二人組のモンスターが声をかける。
「うん！今友達待ってますのん」
「へぇ〜、俺達が案内してあげようか？」
「いいの⁈ありがとう！」
完全にナンパ目的だが、コーデリアは感謝してモンスター達に笑顔を浮かべる。
そして、とあるモンスターに気づくとそれ以上の満面の笑みを浮かべ手を振った。
「あ、来た！おーい、こっちこっち〜！」
自分達を信じ切ったコーデリアを前にモンスター達はほくそ笑んだが、コーデリアの視線の先のモンスターに驚愕した。
てっきりこの美女の友達なら同じレベルの美女が来ると思ってたのに、走ってくるのは緑のビーチボールのような男だ。
目の前の美女は彼氏持ちだったのか、裏切られたような、失望したような気分になりモンスター達は悔しそうに去って行った。
「ふんっ……」
またか……。
そんなモンスター達にさっきまで見せていた笑顔とは真逆にコーデリアは冷たい目線を送る。
「何か話してたの？」
一緒にいたモンスター達に疑問を覚えたマイクがコーデリアに問いかけるが
「ううん、何でもないよ。早く入学手続きしに行こ！」
何事もなかったかのようにコーデリアは微笑み、マイクの手を引きモンスターズ・ユニバーシティの中に入って行った。
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ペロンソ(プロフ) - アンズさん、ありがとうございます！！少し前の映画なので需要はあまりないかな？って思っていましたのでそう言っていただけて嬉しいです♡慌ただしい大学に通っていますので、可能な限り更新していきます！(*´꒳`*) (2022年8月7日 4時) (
レス) id: 076202af0a (このIDを非表示/違反報告)
アンズ(プロフ) - MUで夢小説書いてくださるの需要しかないです……！面白いので是非更新していただきたいです！(ㅅ˙ ˘ ˙ )♡ (2022年8月6日 0時) (レス) @page14 id: af5bfd0de9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペロンソ | 作成日時：2021年11月6日 8時
