4.夢の芽生え ページ5
一人のモンスターが指を差した。
その指の先で、さっきの青色のモンスターと一緒に扉の中に入っていったマイクが見えた。
「マイク！！」
「コーデリア！ダメよ！！」
カレン先生の声も届かず、コーデリアはラインを超えて絶叫フロアに入ってしまった。
しかし、丁度近くで作業していたモンスターに取り押さえられた。
「離してよ！マイクが！マイクが！！」
「落ち着けお嬢ちゃん。フランクがきっと気づいてくれるさ」
なんとかモンスターがコーデリアを宥めようとするが、全く落ち着く気配がない。
「離せェッ！！」
「ひ……ッ！！」
自分を取り押さえているモンスターにコーデリアは唸り威嚇する。
今のコーデリアには全く周りが見えていない。
さっきまでの愛らしい様相とは違う、プロの怖がらせ屋顔負けの恐ろしさにモンスターは怯えて手を離してしまった。
その瞬間を見計らい、コーデリアはモンスターの手から逃げ出した。
「マイク！！」
青色のモンスターの仕事が終わったらしく、マイクもドアの外へ戻ってきてモンスター達に心配されていた。
それを見ると、コーデリアはそんな雰囲気も気にせずマイクに抱きつきいた。
「マイク！良かった……本当に良かった！！」
大袈裟な程コーデリアはマイクを抱きしめる。
「ココ、僕怖がらせ屋になる！！」
「怖がらせ屋？素敵！！」
コーデリアに抱き抱えられながら、マイクは興奮気味にそう宣言し、コーデリアも今までどうとも思ってなかったが『怖がらせ屋』に興味を持つ。
「二人とも、何か言うことがあるんじゃない？」
そんな二人に今回のことを注意しようとカレン先生が近づく。
二人は少し悩んで後、目を輝かせながら口を開いた。
「「怖がらせ屋になるにはどうすればいいの？」」
____________________________________________
皆様、こんにちわ♪作者のペロンソです
3が短いと感じたので一気に出しました
ようやく幼少期が終わり、次からは大学編です
ちなみに愛され・逆ハー(？)の末に、一人に絞ろうと思いますが、マイクにはしませんので期待されていた方は申し訳ありませんm(_ _)m
これからもどうぞ『君の心に触れさせて』をよろしくお願いします^_^
※(高)評価、感想もよろしければ←
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 7人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ペロンソ(プロフ) - アンズさん、ありがとうございます！！少し前の映画なので需要はあまりないかな？って思っていましたのでそう言っていただけて嬉しいです♡慌ただしい大学に通っていますので、可能な限り更新していきます！(*´꒳`*) (2022年8月7日 4時) (
レス) id: 076202af0a (このIDを非表示/違反報告)
アンズ(プロフ) - MUで夢小説書いてくださるの需要しかないです……！面白いので是非更新していただきたいです！(ㅅ˙ ˘ ˙ )♡ (2022年8月6日 0時) (レス) @page14 id: af5bfd0de9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ペロンソ | 作成日時：2021年11月6日 8時
