3.仲良く？ ページ4
マイクに嫉妬している男の子がわざと聞こえるようにボソリと呟いた。
当たり前だが、マイクはその言葉を聞いて肩を落とす。
しかし、一番その言葉に苛立ちを覚えたのはコーデリアだった。
「はぁ⁈お前が言えたことか⁈アホみたいな出っ歯して間抜けな顔してるくせによ！」
「なっ……！！」
気になっているコーデリアからそんなことを言われ、そのモンスターは言葉を一瞬失った。
しかし、直ぐに顔を真っ赤にして反論した。
「何だよ！いつもマイクばかり庇いやがって！」
「そうよ！マイクとしか遊ばないし！」
そうだそうだと殆どのクラスメイトが賛同する。
「だってお前ら、私を誘ってもマイクのことは無視じゃんか！そんな奴らと一緒にいたくないもん！」
その言葉にさっきまで騒いでいたクラスメイト達が図星をつかれ、急に静かになる。
コーデリアのクラスメイト達への関心の無さはこれが原因だ。
クラスメイト達は"コーデリア"とだけ仲良くしたいのであって、マイクは誘わない。
コーデリアにとってそれが一番気に食わなかったことなのだ。
「喧嘩はやめなさい！ここは学校ではありませんよ！もう引き上げましょう、話は帰ってからです！」
重い空気を見るに見兼ねたカレン先生が無理矢理喧嘩を仲裁した。
コーデリアもクラスメイト達も一旦緊張は解けた。
「あれ？……先生、マイクがいない！！」
緊張が解けたことで、その時初めてコーデリアはさっきまで自分の頭上に感じた重量がないことに気がついた。
慌ててみんなが辺りを見渡すと
「あそこ！！」
一人のモンスターが指を差した。
その指の先で、さっきの青色のモンスターと一緒に扉の中に入っていったマイクが見えた。
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ペロンソ(プロフ) - アンズさん、ありがとうございます！！少し前の映画なので需要はあまりないかな？って思っていましたのでそう言っていただけて嬉しいです♡慌ただしい大学に通っていますので、可能な限り更新していきます！(*´꒳`*) (2022年8月7日 4時) (
レス) id: 076202af0a (このIDを非表示/違反報告)
アンズ(プロフ) - MUで夢小説書いてくださるの需要しかないです……！面白いので是非更新していただきたいです！(ㅅ˙ ˘ ˙ )♡ (2022年8月6日 0時) (レス) @page14 id: af5bfd0de9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペロンソ | 作成日時：2021年11月6日 8時
