さぁ ページ13
勝利Side
母「なにそれ。笑」
勝利「いたのかなぁって。今はどうなんだろうね」
母「今はいない、ってこの間言ってたよ」
勝利「そんなこと聞いたの?」
母「そりゃ、実の息子だし?笑」
呑気そうに笑う母親が、いかにも思い出したという表情を浮かべた。
母「あ、でも、直接は聞いてないけど、高校3年生のときはいたかも」
健人が高校3年生。
俺は中学3年生のときだ。
そんな時に、あの2人が出逢えるはずがない、
そう思っていたのに。
母「お母さんのママ友でね、娘に勉強教えて欲しいって人がいて、」
母「その子の家庭教師に健人をつけたんだけど、」
母「合格したら一緒に遊びに行くくらい仲良くなってて」
微笑ましそうに離す母親。
それが誰かなんて、全く知らないで。
母「あの時の健人、本当に幸せそうだった。まるで、宝物を手に入れたみたいに」
俺も君のことを宝物みたいに大切に大切に守ってきたつもりだったのに。
君はそれだけじゃ満足しなかった?
それならいっそ、
君を宝石箱の中に閉じ込めれたらいいのに。
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JOKEЯ.xxx(プロフ) - 聖華さん» それはそれは…。ありがとうございます!もっといい作品になるように頑張ります!( ´∀`)b (2017年7月11日 21時) (レス) id: 83f405d48e (このIDを非表示/違反報告)
聖華 - 本当にこの作品大好きです!何回か読み返しているのですが全然飽きません!これからも更新頑張ってください!応援してます! (2017年7月10日 23時) (レス) id: 9dc99b3593 (このIDを非表示/違反報告)
JOKEЯ.xxx(プロフ) - gyuutanloveさん» ありがとうございます。更新頑張ります!!(^^) (2017年7月2日 1時) (レス) id: 83f405d48e (このIDを非表示/違反報告)
gyuutanlove(プロフ) - とても面白いです。更新頑張ってください。 (2017年6月24日 20時) (レス) id: baba3af4e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:JOKEЯ.xxx x他1人 | 作者ホームページ:http://twitter.com/JOKER_xxxfin
作成日時:2017年5月18日 17時