我々だ7 ページ7
ピーンポーン
コネ「おお〜！！やっっと来たか！遅いで二人共〜！！」
そう言いながら、ダッシュでコネシマさんは玄関へ向かって行った
シャオ「・・・なんか、ごめんな」
「・・・？何がですか？」
シャオ「家のチワワ野郎がうるさくて。ウザかったら殴ってええからな？」
狂犬チワワみたいにうるさかったのは、コネシマさんしかいなかったので
多分コネシマさんの事だろう
「五月蝿いのは事実ですけど、でも・・・なんか楽しそうで良いですね」
シャオ「え？」
「コネシマさんと一緒に、バカなことをして喋ってるシャオロンさんは、何て言うか・・・
凄く楽しそうな顔をしてるような気がします」
多分私の推測は、気のせいではないだろう
そんなに楽しそうな顔をするほど、彼はコネシマさんの事が大切で、大事な友人なんだろう
「馬鹿とか、アホとか言ってますけど、それを言い合えるほど仲が良いんだなって思います！」
シャオ「そ、そうか・・・」
「あ、でしゃばるようなこと言って、すいません！」
やべーやべー！！
私めちゃめちゃ失礼だったよな！？
シャオ「フフ・・・そっか」
そう言ったシャオロンさんの顔は、
少し赤くなっていた
コネ「おーい！！二人共下に来てや！」
シャオ「よし、じゃあ行こうか」
「あ、はい」
シャオ「あぁ、そうだ」
「・・・？」
その瞬間、
シャオロンさんの大きな手が私の頭に優しく乗った
シャオ「ありがとな」
私の頭をワシャワシャと撫でるシャオロンさんは
照れ隠しのように見えた
ラッキーカラー
あずきいろ
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作者名：ナトゥーア | 作成日時：2018年4月8日 11時
