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「あ…ぁ、あﾞ」
とある国の玉座。
そこには、掌を手すりに釘で打たれ、足の健を切られ、首を力強く緑の男に捕まれている王様がガタガタと失禁までをして座っていた。
対して、王の首を掴む俺は悩んでいた
あれ、この王様って殺してもええんやっけ。王の名前の横に生き死に構わずって書いてあったかな。この後拷問にかけるんやっけ。
目の前の男は汚い声で死にたくない死にたくないと叫ぶし、失禁はするし泣きわめくし
赤子かと思ったわ。俺赤子はAとの間の子しか面倒見たくないねんけどな……
真っ赤な絨毯をピチャ、と歩く。そこら辺に転がっている敵兵の獲物を取って切れ味を確かめる。こんなやつ早く済ませたいけどこんなやつに俺の獲物使いたくないねんな……。
でも聞き出さなかんことは聞き出しとくか。
鞄から、ビデオを取り出して録画する。一応周りをとって…はいスタート
『こんにちわあ…』
『ひっ……た、たすけ』
『おいこんにちわて挨拶されたら返事するんちゃうかァ！？』
足を振り上げて手すりの上でカタカタと震えている手を思い切り踏む。ぐり、とすれば大人しくこんにちわと返した
『そう、それでええねん。さて、本題に入るけどなんでうちの国狙ってたん？』
『今ならッいいエサがあると…』
エサ……餌ねえ。
『誰からや』
『こちらが送った観光客からですっ名前は＿＿＿＿』
その名前には確かに記憶があった。なんてったってそいつはコイツがエサと呼んだAが自ら始末したあの兵だったから。
『で、俺らからそのエサを奪い取り、俺らにそちらの要求をのませようとしてたんやな？あっとるか？』
『はいっはいっ！あってますぅ！！』
なんや、そんだけか。
ほんだったら俺の脳みそでもわかる簡単なことやったって事やな。
まあつまり
『おん！お疲れさま！以上やで』
ニッコリと笑顔でそう言えばそいつは安堵の息を吐いて…やっと終わった。と
『それじゃあ！人生お疲れ様でした！
来世また会えるとええな？
それでは皆さんもさよ〜なら〜！』
ビデオカメラを死んだ兵士の胸の上において、ギリギリこちらが見えるようにした。目の前で話が違うと死にたくないと汚く喚く男
いつも使わない長い獲物は切れ味もあまり良くなかった。頭が首の皮一枚で落ちずめんどくさい
「あー、だいせんせ？」
『終わったか？』
「終わったー、グルッペンに連絡よろしくしたいんやけど」
『おう合点承知之助』
そして、戦争は終わり残党狩りへと幹部一同が動いた
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まうる - 一言だけ言わせて下さい 最高過ぎて死にそう (2019年8月25日 22時) (
レス) id: a48c43d4d7 (このIDを非表示/違反報告)
根無し(プロフ) - Jpipiさん» ありがとうございます！ (2019年8月23日 20時) (レス) id: 7ed1204e38 (このIDを非表示/違反報告)
根無し(プロフ) - ねこさん» ありがとうございます！私も個人的にこの表現気に入ってますので嬉しいですね。静かに狂気が這いよります。 (2019年8月23日 20時) (レス) id: 7ed1204e38 (このIDを非表示/違反報告)
Jpipi - あ、ヤバ…。尊い＾＾ (2019年8月23日 19時) (レス) id: 022f9f82f7 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ(プロフ) - トントンの恍惚とした、って言う表現すこです。ていうか狂った感じが大好きです (2019年8月23日 11時) (レス) id: b1b20001d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：根無し | 作成日時：2019年8月18日 17時
