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「ゾムさん、」
ストップ。
ショッピがゾムにテレパシーを送って停止を促す。唐突な赤信号にゾムはつい少し音を出してしまった
〔なんや、急に赤にすんな〕
〔いやすんません。なんか、変な気配しませんでした？〕
変な気配……？
全く心当たりがなくて、周りを見渡す。
〔あれ、勘違いやったかな……すんません〕
ショッピが仕事に戻ろうとするがゾムは何故かそれについていかない。
〔……妙やな。うん、お前が言っとったことわかる。〕
ゾムは昔、魔術をかじったことがある。オスマンに。
本当に一時の暇つぶしだったのだが今それが役に立った
〔微かに、魔力の残痕がある。〕
腰に携えてたサバイバルナイフに手を当てあたりをもう一度用心深く探る。
ランランと輝きながら夜をみる瞳はあるものを発見した。
〔……ショッピくん、廃屋がある〕
〔それ、近づいていいやつですか〕
〔多分。人の気配はないな。〕
扉を開けてクリアリングをする。１階、２階、
どうやら、本当に人はいないしホコリの厚さからしてここは随分使われていない。気になるのは１階の鏡くらいだ
テレパシーも、もういいだろう。
「ショッピく＿＿＿＿」
振り返ると瞬間、殺気がゾムを刺す。
急いで後ずさると自分がたっていた場所には銃弾が撃ち込まれていた
「……おい、なんのじょうだ」
ダンッダンッ
ろくに話も出来やしない。一体何がおこっている。
かわしつつ状況を確認する。
ショッピくんの行動、トリガー、本気の殺意
「ショッピィ！どうしたねん！」
彼に向かって精一杯叫ぶ、この作戦に特に意味は無い。だが、彼の瞳をみて絶句する
瞳の……色が
瞳がまんま、俺を映していた。
「鏡かっ！」
ダンッダンッダンッダンッ
軽々と避けつつ鏡の目の前に立つ。鏡を見ると蜘蛛の巣状に割れており大きな破片がふたつ無くなっていた
「油断しすぎちゃいます？」
ダンッ！と音がすると俺の背後で振動があった。腰に携えてたサバイバルナイフを撃ち落とされたのだ
ゾムは、後ろの鏡に刺さっていたナイフを抜いた
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アイス！ - ええ話やぁぁ、、、もしかして主さん神ですか！？ (2020年10月12日 21時) (
レス) id: 7b09c37ff3 (このIDを非表示/違反報告)
根無し(プロフ) - サンプルさん» サンプル様コメントありがとうございます！最高の褒め言葉です！ (2019年6月10日 0時) (レス) id: 7ed1204e38 (このIDを非表示/違反報告)
サンプル - めちゃくちゃ泣けた(TωT)ｳﾙｳﾙ (2019年6月9日 20時) (レス) id: 37598dd4c5 (このIDを非表示/違反報告)
根無し(プロフ) - 理香さん» 理香様コメントありがとうございます！完結です〜！番外編もどうぞお楽しみください！ (2019年6月9日 18時) (レス) id: 7ed1204e38 (このIDを非表示/違反報告)
草が頭に生えてる人(プロフ) - 完結お疲れさまです！これから番外編も楽しく読ませていただきます！ (2019年6月9日 14時) (レス) id: 63555da9ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：根無し | 作成日時：2019年6月5日 23時
