シルバーリング｜神谷 × 山本 ページ43
．
健太から告られてから一ヶ月。
つまり、ホワイトデー。
一ヶ月前、バレンタインデーにチョコを配ったお返しに色んな人から物が来る。
陸「やましょー！これね、バレンタインのお返し！」
『いやいや、こんないい物貰えないっすよ…。』
陸「いーのいーの。やましょーだって良いのくれたんだから！」
『バレンタインのお返しに家電って聞いたこと無いっすもん。』
陸「これね、めっちゃ良いの。最近よく使ってるんだけど〜、」
そう言って家電の説明を始める陸さん。
そういうところが子どもらしくて可愛いっていうか、俺よりも年上には見えない。
陸さんの説明を聞きながら、どうやって持って帰ろうか頭の片隅で考え始める。
陸「分かる？いいでしょ？！」
『はい、よく分かりました。』
陸「ねえ本当に分かってる？笑ってんじゃん！」
『いやー、真剣に説明してくれてる陸さんが面白くって。』
陸「バカにしてる？」
『してないっす。有り難く頂戴しますね。』
陸「もーっ！どうぞっ！バレンタインありがとね！」
笑いながら俺の席の近くに置いて、ヘアメイクに行った。
席に座ってヘッドホンをつけたら、肩を叩かれて振り返る。
海青「やましょーさん、ハッピーホワイトデーです。」
『え、は？』
海青「いや、貰ったじゃないっすか。なんで。」
『あん時、トレーニング付いてもらったじゃろ？』
海青「それとこれとは話が別です。これは礼儀ですから。」
『いやぁ、でもな…？』
海青「このプロテインオススメです。それで、この服もめっちゃ動きやすくて、トレーニングには持ってこいなんですよ。」
『おうおう、そんな一気に喋らんでも。』
海青「いいですか、山彰さん。これは礼儀です。ちゃんと受け取ってください。」
半ば押し付けでお返しを渡してきた海青はたっくんと昂秀と混じりゲームを始めた。
紙袋の中身を見てたらドアが開いて、仕事で遅れてたまこっちゃんが来た。
そして、俺を見つけると、目掛けてやって来た。
慎「ハッピーホワイトデー、です。」
『おお、ありがとうな。』
慎「これ限定品なんですけど、山彰さんに似合うと思って。」
『もー、そんな凝らんでええって言うたじゃろ？』
壱馬「山彰さん、俺からも。」
『え？』
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pipi_kp(プロフ) - きぼうの続編が読んでみたいです！ (2月21日 23時) (
レス) id: eca7215187 (このIDを非表示/違反報告)
Hamamura(プロフ) - 劉さん» お話書いて頂き有難う御座いました (2022年10月16日 18時) (レス) id: 3c35439cb1 (このIDを非表示/違反報告)
劉(プロフ) - Hamamuraさん» リクエストありがとうございました。ご満足いただければ幸いです。 (2022年10月13日 18時) (レス) id: 7b9522fddb (このIDを非表示/違反報告)
Hamamura(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いております。リクエストになるんですが、いつまこの樹くん受けパターンが読んでみたいです。時間があるときで構いませんよろしければ是非お願い致します (2022年7月21日 9時) (レス) id: c35d1889f5 (このIDを非表示/違反報告)
かずき(プロフ) - りくカズありがとうございます！らぶらぶで二人とも可愛いです！ (2022年5月21日 9時) (レス) @page20 id: 8398ff4bcf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：劉 | 作成日時：2021年12月12日 7時
