二日目 ページ3
曲を聞きながら廊下をぶらついていると、肩を叩かれた。
『はい… っ!』
る「奏…?奏だよね…」
り「るぅとくん?え?奏!?」
こ「りいぬくんうっさ…え…?」
『っ…!』
僕は走って逃げた
る「奏!」
嫌だ 何で何で何で何で何で何で
もう嫌だ 見捨てないで 一人にしないで
”裏切らないで”
知ってるんだ。
彼奴らが、僕の為に裏切った事も
でも”私”は 辛かった
僕は走った できる限り遠くまで
最終的には屋上に追い詰められる
『っ!』
ガチャ
バタン
屋上につく。
ガチャ
『…っ 何で…何でよ…どうして今更…っ』
る「奏…お願いだから、話を聞いてよ…」
久しぶりに見た るぅちゃん…るぅとの泣きそうな、悲しそうな顔
僕だって話したいよ
仲直りしたい
でももう遅いんだよ
『っ…今更聞くことなんてない…!』
僕は泣きそうな気持ちを押し殺していった
り「奏…ちゃんと話すから。
謝る。だから仲直りしようよ…ウッ
むか、しみたいに、みんなで笑おうよ…」
『できるなら僕だってしたいよ…でももう…もう遅いんだよ
僕は、こんなになっちゃったよ』
りいぬを泣かせちゃったな…
最低だ。僕。
こ「僕…?」
『っ…教室戻るから…』
ごめんね、ころちゃん、るぅちゃん、りいぬ。
そして、バイバイ。
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作者名:もか。 | 作成日時:2019年8月30日 7時