【月島蛍】君とあなた。あなたと君。 (ページ2)

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「あーきっつ！お母さん、スーツきついんだけど」

母「仕方ないじゃない、あんたスーツ持ってないんだから。」

「そうだけどこれはな～」

今日は烏野大学の入学式。

スーツなんて初めてきた。

母親のスーツだからジャケットもパンツもきつい。

スーツを買うのがだるくてこの結果。

今日からもうJKじゃないんだなぁと思うと、

なんだか歳をとった気がする。

「うわ、ひろっ」

母「じゃあ、保護者のとこにいるから行ってきなさい。」

「あーい。」

案内に沿って大きな講義室にきた。

博士帽とハリーポッターにでてくるようなマント？を

受け取ってから入学式会場にいく。

入学式もこれで最後かなあと思うと、

なんだかあっという間に感じる。

「席は自由なんだ」

どうやら生徒が座る席は自由らしい。

みんなゾロゾロと入る。

あたしもそれに合わせて適当に座った。

入学式が始まるにはまだ時間があるらしい。

暇だから周りを観察する。

結構自然に人間観察してしまう。癖？

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