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男女の荒い息が､小さく小屋の中に響く｡
私を床に組み敷いた中間先輩を､私はただ見上げていた｡
何かを求めるように､貪るように｡
中間先輩はそんなキスをしてきた｡
…怯えて､償っているようにも見えた｡
｢せん、ぱっ…｣
｢A､ごめんな…｣
謝る先輩はまだキスを辞めない｡
一向に辞める気がせず､
身体が疼いて仕方がなくて｡
｢せんぱ、い……触、って…下さ ッ｣
助けて欲しくて
温もりが欲しくて
安心がしたくて
触って欲しくて
先輩が、欲しくて。
なかなか触れようとしない先輩の手に自分の手を重ねた｡
｢どうなっても､知らんで?｣
中間先輩は私の手を強く握ると､
指を艶めかしく絡めながらキスをした｡
さっきまでのキスとは違う､
更に舌を絡め合うキス｡
目と目が合い､ドキッとした｡
いや､さっきからさせられっぱなしだけど｡
一旦唇が離れ､息を整える中間先輩｡
｢本間に､ええの?｣
中間先輩の確認の言葉に､私は頷いた｡
中間先輩は少し目を見開いた後､
『おおきに』と柔らかく微笑んだ__________________気がした｡
そして､その日｡
私は中間先輩と一線を越えた｡
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岩里(プロフ) - まおさん» まおさん、コメントありがとうございます（*＾＾*) 拙い文ですが読んでくださりとても嬉しいです。続編を出す予定は御座いませんが中間くんメインの作品はまた書く事が出来れば幸いです。ありがとうございます。 (2018年5月31日 16時) (
レス) id: ea2fb91362 (このIDを非表示/違反報告)
まお - この作品、すごく感動して、泣けました。そして、最後のstoryを読んでる時、続編があればいいなぁ！と思いました！次の作品楽しみにしています(⌒‐⌒) (2018年5月3日 11時) (レス) id: fa1706cceb (このIDを非表示/違反報告)
岩里(プロフ) - 鳳清四郎さん» 鳳清四郎さん、コメントありがとうございます！かっこいい淳太くんが書けていたのなら嬉しいです ( ^^ ) お褒めの言葉、ありがとうございます！ 次の新作も頑張りたいと思っています。 (2016年9月20日 18時) (レス) id: d68c933986 (このIDを非表示/違反報告)
鳳清四郎(プロフ) - 岩里さん» 完結おめでとうございます!!いつも更新楽しみでした！かっこいい淳太くんが見れて嬉しかったです！いやぁ、面白かった。グダグダしてないと思いますよ！次回も楽しみにしております!! (2016年9月20日 17時) (レス) id: d8dc3cfa3a (このIDを非表示/違反報告)
岩里(プロフ) - ぱびさん» ぱびさん、コメントありがとうございます！！ こんな事が現実で起こってくれるとドキドキしますね 笑 ありがとうございます！！ (2016年8月5日 19時) (レス) id: d68c933986 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：岩里
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/chisaco17/
作成日時：2016年7月31日 16時
