【ONE PIECE】鬼 の 童【男主】

「鹿。」 ページ41

「や、やっぱりっ!!」


『でもそんな怯えんでも…。』


「ｷﾞｬｰ!!」


一歩後ずさった姉ちゃんに話しよったら悲鳴が聞こえた。


ﾙﾌｨ「ち、ﾁｮｯﾊﾟｰ!!」


ﾁｮｯﾊﾟｰ「いでででで!!」


ﾃｷｰﾗ「ｸﾙﾙﾙﾙ!!」


ﾅﾉﾊﾅで見かけた鹿ｸﾝがﾃｷｰﾗに噛まれとった。


ていうかﾃｷｰﾗ、お前は動物噛むんが好きやなぁ…。


『ﾃｷｰﾗ、こっちおいで。』


ﾃｷｰﾗ「きゅう!!」


わっちが呼んだらすぐにこっちに走ってくる。


「ちゃんと言うことはきくのね…。」


『言うてもわっちだけやで。


大丈夫か鹿ｸﾝ、血ぃとか出てへん？』


ﾁｮｯﾊﾟｰ「だから俺はﾀﾇｷじゃ…え？」


『…ど、どないした？』


えらい驚いたみたいにこっちめっちゃ見とる…。


ﾁｮｯﾊﾟｰ「…初めてだ。」


『え？』


ﾁｮｯﾊﾟｰ「俺、初めてﾀﾇｷって言われなかった!!」


あ、そうなん…？


てか、


『そんな立派な角があんねんから間違えようもないやろ。』


ﾁｮｯﾊﾟｰ「……!!」


そう言ったら鹿ｸﾝめっちゃ目ぇｷﾗｷﾗさせよった。


…ﾎﾝﾏどないしたんや。


ﾁｮｯﾊﾟｰ「お、俺ﾁｮｯﾊﾟｰっていうんだ!!


あと、鹿じゃなくてﾄﾅｶｲだ!!」


『へぇﾄﾅｶｲなんか。


ﾁｮｯﾊﾟｰｸﾝ、これからどうぞよしなにな。』

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