【オリジナル】ねぇ、笑ってよ part2 (ページ10)

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笑顔40 ページ10

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―彼は黙々とバルーンアートを進めていった。

赤いバルーンと、ピンクのバルーン、白のバルーンを使ったバルーンパフォーマンス。

一体何が出来上がるんだろう...

私は彼にずっと注目していた。

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―健「はい、完成しましたよ！」

あ「わあ...！」

そして出来上がったのは...

バックが赤いハート、赤いハートの中心にはピンク色と白色のプードル。

すっごく可愛いプードルのカップルのバルーンだ。

健「どうぞ！可愛いお嬢さん！君にぴったりだよ。」

私は彼からバルーンを受け取る。

思わず...口元が緩んでしまう。

あ、あれ...私...

笑ってる？

クラウン...健は私の笑顔を見ると、少し驚くも満面の笑顔で私を見つめてくれた。

私も彼の笑みを見て、少しだけ微笑んだ。

満「ありがとう...クラウン。」

健「どういたしまして、お嬢さん。」

この日私は初めて...健に笑いかけました。

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