【wrwrd】天使と悪魔【魔法パロ】 (ページ7)

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第7話同期ページ7

朝だ。

昨日呆けていたせいか、すっきりと起きられなかった。

我々部隊の会議が始まるまで少し時間に余裕がないので、急ぎ気味で支度をした。

寝室のドアを開けると、ロボロさんがデスクでパンをかじっていた。

「ロボロさん、おはようございます！」

rb「ん、Aちゃん。おはようさん。ほら、Aちゃんの分の朝飯もあるから、早う食べ？」

「ありがとうございます！いただきます！」

はふ～。昨日の晩ご飯もそうやったけど、この国の食事はなんて美味しいんや…

rb「えらい幸せそうな顔してるところ悪いけど、そろそろ会議に出る時間やから味わってる時間ないで。」

「ふみまへん！！！(すみません)」

ロボロさんに急かされ、パンを急いで詰め込む。明日は味わおう…

朝食を済ませ、ロボロさんに連れられて大きな部屋に入る。

私達は最後であったらしく、他の席はすでに埋まっていた。

gr「揃ったな。では、会議を始める。初めに、新人の紹介だ。」

総統様が会議を進め、新人の紹介となったので席を立つ。すると、私以外にもう1人、席を立った人物が居た。

gr「紹介する。今日からこの我々部隊に所属となった、Aとチーノだ。」

「よろしくお願い致します。」

ci「よろしくお願いします！」

チーノ、と呼ばれた男の人が私と共に挨拶をする。

gr「では1人ずつ自己紹介を頼む。A。」

「はい。Aと申します。ロボロさんの下で、これから戦闘スキルなどを磨いていきたいです。何卒、よろしくお願いします！」

大きな拍手が生まれる。

gr「よろしくな。次、チーノ。」

ci「はい！チーノと申します。しばらく研修としてエミさんの下で魔法を研究してました！エミさんを師と仰ぎ、エミさんのような軍師になれるよう、頑張ります！これから、よろしくお願いします！」

？「チーノくん…そんなこと思ってくれてたんやね…！」

？「あっはっはっは！！チーノ、ダウトや！！」

ci「何でですか！コネシマさん！」

知らない方達が騒々と話しだす。なるほど？チーノさんは同期やけど同期じゃないってことか。

tn「Aみたいな入軍と我々部隊所属が同時の人間は前例ないんやで。」

すかさずトントンさんが補足をくださる。心が読めるんですかね。

gr「皆静かに。口に爆竹でも詰め込まれたいか？」

総統様のとんでもない一言により部屋は静まり返った。