【月島蛍】ショートケーキのように甘く。

sweet 19 ページ20

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あのあと練習も終わり、

たまたま月島くんと帰る方向が同じだから

一緒に帰っている。





月「............」



「............」




.....なにを話せばいいの？(＞＜)




「つ、月島くんってバレー部だったんだね！通りで身長が高いと思った！」




月「そういう西宮サンもバレーやってたんだね。清水さんが言うくらいだから相当上手いんデショ？」



「いや、全然！中学時代少しやっていたけど、、辞めちゃったし......あっ..。」





なんかスラスラと口から自分の中学の話を。。


瑞穂にしか言っていないのに自然とこぼれた。


きっとこのことを頭の中では考えていないつもりでも、


どこかで引っかかっていて、


自分が最後の試合に出なかったせいで、


チームメイトに迷惑をかけてしまっていたことが、


ずっと申し訳なく思っていたんだと思う。





「あっ...なんでもない！ごめんね！こんな暗い話。他になんか話題...」



月「.....別に。」





月島くんは少し気になるようだったけど、


資料を職員室に運んでくれたときのように、


やはり優しい部分も持っているようで、


それ以上聞かなかった。









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