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「きゃー!!冷たいー!!」
バシャバシャと裸足で海辺を走る君。
それをぼーっと日陰で見つめる。
「カルマは来ないのー!!」
少し遠くの所から大きな声で呼ばれたから、軽く返事して海辺に近づく。
「すっごい冷たいよ!!」
「そりゃ、まだ春だしね。」
そう。
今は4月の中旬で、まだ桜が綺麗に咲いている。
そんな中、君は海に行こうなんて言った。
海辺に近づいたけれど、決して海に入ろうとしない俺を見て、君は何を思ったのか、手で水をすくって俺にかけた。
「冷たっ!?」
「あっはは!!って、ひゃー!?」
仕返しにと思い、俺は君と同じように手で水をすくって思い切りかけた。
君の着ていたシャツはあっという間にびしょ濡れになった。
「やったなー!!」
今度は足で蹴飛ばすようにして俺に水をかける。
おかげでこっちもびしょ濡れだ。
「いい加減に……!!」
靴を脱いで浜辺におき、海にズカズカ入り足で水を蹴るように君にかける。
「ちょっ!?なに本気になって……冷たい!!」
「あっははははは!!」
結局、俺も君もヘトヘトになるまでかけあいは続いた。
こうしていると、嗚呼、まだ生きてる。手が届くって感じさせられる。
後何回、こうやって馬鹿なこと出来るだろうか……?
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危機屋(プロフ) - HoneyWorksLove☆さん» コメントありがとうございます!まさか気付かれる方がいらっしゃるとは思いませんでした。お察しの通り、この作品は「君の膵臓を食べたい」と、もう一つある曲を参考に執筆させて頂きました!感動できるお話になれていたようで幸いです!ありがとうございました! (2017年7月11日 19時) (レス) id: 3d72017146 (このIDを非表示/違反報告)
HoneyWorksLove☆ - あの、もしかしてですが、(間違ってたらごめんなさい(>_<)「君の膵臓を食べたい」という本持ってますか?少し似てるなぁと思って。もし持って無ければ、是非読んで下さい!あと、映画もやるので是非見て下さい!めちゃ泣けます。あと、この話、とても感動しました! (2017年7月11日 18時) (レス) id: e8ad036fee (このIDを非表示/違反報告)
危機屋(プロフ) - じゅりあさん» 2度目のコメントとお褒めの言葉をありがとうございます。長いようで短い間だったような気がします。何事も挑戦ですよ。じゅりあさんも頑張って下さい! (2017年3月20日 8時) (レス) id: 3d72017146 (このIDを非表示/違反報告)
じゅりあ(プロフ) - ついに完結しましたね!本当にイイ物語でした!危機屋さんはすごいです!私もいつか小説書けたらなぁと思います! (2017年3月20日 7時) (レス) id: c09a3ec4e6 (このIDを非表示/違反報告)
危機屋(プロフ) - じゅりあさん» 初コメントありがとうございます。夢かと思ってしまいました。物語自体はもうすぐ終わりますが、逆に言えばまだもう少しあります。その間にもっと泣いていただけるよう頑張っていきたいです。本当にありがとうございます! (2017年3月14日 20時) (レス) id: 3d72017146 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:危機屋 | 作成日時:2017年3月3日 19時