3匹 ページ5
『な、なんであなたは喋れるの？』
「私が人間の言葉を喋れるのではないよ」
『？ならどうして？』
「君が私たち蛇の言葉が分かるのさ」
『？？？？？』
「君の個性さ
君は、君の個性の影響で私と話ができるようになったのさ」
『な、なるほど……？
でもどうしていきなり話しかけてきたの？』
「ヒーローがきらいなんだろう？」
あぁ、そうだ。私はヒーローが
『ええ、大っ嫌いよ』
ヒーローなんてクソ喰らえだね
「ふふっ そんな君にいい所を紹介しようじゃないか！
君、帰れないんだろう？」
いい所……
あれ？なんでこの蛇は私が帰れないことを知って……
「さぁ、ついてきたまえ」
そういうと蛇は真っ黒な体をウネウネさせて路地裏を進んでいった。
『どこに向かっているの？』
「それはお楽しみさ！お嬢さんもきっと気に入るよ」
路地裏は、私とこの蛇以外だれもいない
私の靴の音だけが反響する
とても静かで落ち着く
『ねぇ、あなたの名前は？』
「私には名前は無いさ
お嬢さん、君が付けてくれるかい？」
名前……蛇の？
え、蛇太とかしか思いつかないんだけど
……ヘビ、黒蛇……クロ？
捻りがない？？
蛇……蛇使い座……オフィウクス……
「なんでもいいさ、君がくれた名前なら」
『……思ったんだけど、あなたは私の事いつから知っているの？』
「さぁ？
私らの女王が誕生したということしか初めはしらなかったからねぇ
ずっとあなたのそばにいました
あなたをお慕いしておりますから」
ん？？？？？
ん？？？？？？？？？？？
情報が整理できないゾ〜？？？
『え、女王？
え、ずっと見てた？？
え、ストーカー？？？』
「ストーカーとは失礼ですね
あなたが今生きてるのは私がいたからと言っても過言ではありませんよ？？」
『マ？？？』
「はい。マジです」
『あ、ありがとう？？』
「主を守るのが私の宿命ですから」
『ひょえぇ』
なにこのきゅうてんかいあたまがおいつかないよ
「ところで私の名前は決まりましたか？」
『ｱｱｧ､ｱ､ｷﾏﾘﾏｼﾄｩﾜ』
期待の眼差しでみるんじゃないよ……
『オフィウクス。オフィ』
「ほう！オフィウクス、へびつかい座のことですね？気に入りましたよ！」
『うん。よろしくね？オフィ』
「宜しくお願いしますね。主」
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おしるこぉ - ワンチャンて……ワンチャン……アッ、っょぃ(確信) (2019年3月17日 11時) (
レス) id: 4bcefc2029 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪(プロフ) - 桜酒さん» オフィウクス君は出来る子なのです……きっと卍も使いこなしますよ……！ (2018年12月29日 0時) (レス) id: c33b3e3020 (このIDを非表示/違反報告)
桜酒 - 「マ？」が通じる蛇・・・こいつ・・・できる・・・！ (2018年12月25日 12時) (レス) id: 7715cc5acc (このIDを非表示/違反報告)
吹雪(プロフ) - 粗塩さん» 腐女子ですね……！NLも好きなんですけど、BLも好きです！甘酸っぱい青春を好む四足歩行生物です！ (2018年12月23日 21時) (レス) id: c33b3e3020 (このIDを非表示/違反報告)
粗塩(プロフ) - 吹雪さん腐女子ですか？ (2018年12月23日 21時) (レス) id: a664609c28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：吹雪 | 作成日時：2018年12月2日 19時
