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「あら、それは重いわね。痛っ。」
なんの迷いもなく言い放たれた言葉に、ですよね、と答えることしかできなかった。
上品なミディアムスカートから覗く包帯が巻いてある足。
それを机にぶつけて少し痛がっている女性。
SG「気をつけて。まだ痛むんだから。」
イケオジことソギョンさんの奥様、キム・ヘヨンさんだ。
ハンカチをお返しする為、ソギョンさんと会う約束をしたら、丁度奥様が退院したということを聞いた。
私に是非とも会いたいとのことで連れてくると言われて、こちらとしても一度お話しをしてみたかったので、とても楽しみにしていた。
HY「もう走れるから大丈夫よ。昨日もモニの散歩行ったし。」
SG「えっ…」
本当にパワフルな人だった。
.
『重いと言えば…重いのかなあ……』
想いを寄せている男性から、高価なプレゼントを貰ったという話をしたんだけど……
HY「金銭感覚も価値観も庶民と違うのよね…こういう人達って…」
隣に座っているソギョンさんを横目に見て、軽くため息をついた。
HY「私なんて初めてのプレゼント……家だったわよ。マンションの一室にいきなり連れていかれたわ。」
『わ、わあ……』
それは……なんと恐ろしい状況だろうか。
HY「すぐ売りに出そうと思ったわ！」
楽しそうにケタケタ笑うヘヨンさん。ソギョンさんは居心地悪そうに、遠くを見つめていた。
SG「君を想ってのことだったんだよ…立場上同棲できなかったし……同じマンションならすぐに会えると思って…」
HY「そうね。ありがとう。」
ソギョンさん、すっごく好きだったんだなあヘヨンさんのこと。素直に、羨ましいなあって思っちゃう。
HY「だからね、Aちゃん。その常識はずれな坊っちゃんも、本気であなたを想ってソレを選んでくれたものかもしれないわよ。わざわざ家に招いて、ケーキも用意して…」
私の首元で光るネックレスを見つめながら微笑むヘヨンさん。
『そうだと…いいんですけど…』
ヘヨンさんが言ったように…お互いの金銭感覚も価値観も違うから……私と同じ感情は、そこには無いのかもしれないし…
自分の好きなモノの為に…私がいると、都合がいいし…
一応、女だし…酔った勢いでキスされて…
事に及びそうになったし…
どうしよう…色々、考えてたら落ち込んできた。
そんな人じゃないって分かってるんだけど
思考が超ネガティブになってきたっ…
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wa os(プロフ) - カナタさん» 強気ホソクさんよきよき…一緒に闇に飛び込みましょうね(ピース) (2021年8月13日 16時) (
レス) id: 0ff0c7c546 (このIDを非表示/違反報告)
wa os(プロフ) - ユンさん» ユンギさんパニックなってしばらく寝込むやつ笑 (2021年8月13日 16時) (レス) id: 0ff0c7c546 (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - ひぃぃぃぃぃ(白目)マウント取りが半端ない！！！！闇に飲まれてしまいそう…いや自ら飛び込むべきかも！！！ (2021年8月13日 10時) (レス) id: 04399227b2 (このIDを非表示/違反報告)
ユン(プロフ) - 先生(ゆんぎひょん)、友だち(ナム)が好きな人(主人公)のことを好きな人(ホバ)が好きなんですけどどうしたらいいですか？って相談してええええ！なんなら、え？待ってもう１回登場人物を相関図に書きながら説明して？先生、ちょっとパニックです。って言われてえぇです。 (2021年8月12日 21時) (レス) id: 7c3fb35eac (このIDを非表示/違反報告)
wa os(プロフ) - ユンさん» みんなホソク好きなんだからぁー笑 勝手に恋愛マスターの称号を与えられたユンギ氏の苦労が報われる日がくるのだろうか…笑 (2021年8月12日 14時) (レス) id: 0ff0c7c546 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：wosa
| 作成日時：2021年7月18日 23時
