151 ページ1
『何ですかコレ。ん？え？暗証番号って…』
NJ「それ持ってれば、俺が家にいないときでもエレベーター使えるよ。部屋も、さっき言った番号押せば入れるからさ。」
いや、そういう事じゃなくって…。
『なんでそれを私に…』
NJ「だって俺の都合に合わせてたら、ジムなかなか使えないでしょ？立場上、帰るの遅かったり、家空けたりすることもあるし。」
まさか…
NJ「だから、Aの好きな時に俺の家、勝手に使っていいよ。その方がAだって、いちいち連絡するより楽でしょ？」
そんなまさか、合鍵…的な？嘘でしょ。
そんなセキュリティーゆるゆるでいいの！？どうしよう…暗証番号もバッチリ覚えてしまった。
『え…大丈夫なんですか？』
NJ「うん。フロントにも言っておくし。マンション内どこでも行っていいよ。そうだ、ここプールもあるよ。あと、ライブラリーもあるから仕事もそこでできるし…」
指折り数えて施設の説明してくれてるけど、頭に入って来ない…
『いや…部外者の私が、住民専用フロア行けないですよ…。』
NJ「大丈夫だって。俺ここのオーナーだし。安心して使ってよ。」
へえー
ナムジュンさんがオーナーかあー
じゃあ安心だあー
このド高級なマンションの？
『オーナー？』
NJ「うん。だから、はい！カード持ってって？」
ぎゅっと握らされるカード。急にカードが重たくなったような気がする。
そうだった、目の前のミイナたんペンは、超ド級のお金持ちだったんだ。すぐ忘れちゃう。
NJ「それじゃあ、風邪ひかないように気をつけてね？」
ふにゃりと微笑む大富豪に、毎回ドキドキさせられて。
NJ「いつでも、おいで。」
少し萌え袖になってるトレーナーから覗く大きな手で、頭を撫でられたら、もう私は撃沈してしまう。
明日からどうしよう。本当に来ていいのかな。
ヒモルートの道進んでる気がする。
.
帰宅して、携帯を確認するとナムジュンさんからメッセージが入っていた。
《言い忘れてたけど、食事も好きに頼んでいいし、お風呂も入っていいからね。あとバーベルは俺いる時だけ使ってね。怪我したら危ないから。》
いけない。
これ堕ちるとこまで堕ちたら
私完全にヒモになるやつだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 814人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
wa os(プロフ) - カナタさん» 強気ホソクさんよきよき…一緒に闇に飛び込みましょうね(ピース) (2021年8月13日 16時) (
レス) id: 0ff0c7c546 (このIDを非表示/違反報告)
wa os(プロフ) - ユンさん» ユンギさんパニックなってしばらく寝込むやつ笑 (2021年8月13日 16時) (レス) id: 0ff0c7c546 (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - ひぃぃぃぃぃ(白目)マウント取りが半端ない！！！！闇に飲まれてしまいそう…いや自ら飛び込むべきかも！！！ (2021年8月13日 10時) (レス) id: 04399227b2 (このIDを非表示/違反報告)
ユン(プロフ) - 先生(ゆんぎひょん)、友だち(ナム)が好きな人(主人公)のことを好きな人(ホバ)が好きなんですけどどうしたらいいですか？って相談してええええ！なんなら、え？待ってもう１回登場人物を相関図に書きながら説明して？先生、ちょっとパニックです。って言われてえぇです。 (2021年8月12日 21時) (レス) id: 7c3fb35eac (このIDを非表示/違反報告)
wa os(プロフ) - ユンさん» みんなホソク好きなんだからぁー笑 勝手に恋愛マスターの称号を与えられたユンギ氏の苦労が報われる日がくるのだろうか…笑 (2021年8月12日 14時) (レス) id: 0ff0c7c546 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：wosa
| 作成日時：2021年7月18日 23時
