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｢シャオロン、シャオロン、こんにちは。｣
｢へっ？｣
天界の大きな森の見回り中、声をかけられた。
なぜ俺の名前を知っているのか、聞いたことがない声だというのに。
｢私はAです。神様ですよ。｣
｢神ィ？そんな大層なモンには見えへんけどなぁ……｣
俺より小さくて覇気の無い、目の前の奴はとても神には見えなかった。
｢私ね、依り代が大声で言えないようなものなんです。｣
｢無視すんなや！……まぁ、お前が神ってことはわかったけど、なんの依り代や？｣
それまで縮こまってたそいつは、俺を引き寄せた。
敵か…！？いざとなったら、俺の依り代の力でどうにか…！
神が俺の耳元で囁いた。
｢洗脳｣
…神様に、肩を触られた。
こんなこと、
初めて神様に触れられた俺は、顔が真っ赤になった。
｢か、神様！？何してるんすか…！！｣
神様はいつものように微笑んで
｢シャオロン、
思い出した？｣
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作者名：鶏にこみﾓﾘﾓﾘ | 作成日時：2022年11月25日 22時
