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53話 ページ15

手元を動かしながら話す万里のスマホには、言葉の通り「LOSE」の文字。HPがない上に2対1とかふざけんなよな…と思っていたら、ばっちりとAと目があった。


「!」


ふんわりと笑ったAが、取り込んだシーツに包まれている。…え、天使?可愛すぎない?何あれ。こんなことでキュンとしてしまう自分がチョロすぎて笑う。ゲームを強制終了させて、俺は中庭に向かった。


「何してんの。」

「へへ、気持ちよくてつい…」

「あ!至さんちょうどよかった!手伝ってください!」

「はいはい」


監督さんにそう言われ、シーツを取り込んでいく。確かにこれは気持ちいいな。相変わらずAはシーツを頭からかぶってご機嫌そうに笑っている。


「おーい、シーツおばけさん?手伝ってくれない?」

「はあい」

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作者名:さわだ | 作成日時:2019年5月20日 19時

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