STORY 1-2 ページ9
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俺はこの時、確信したんだ。
きっと俺と上鳴は、抜群に相性が合う、と。
そんな俺と上鳴を見て、呆れたように笑う切島の後ろから、「騒ぐな、うるせえ」と低い声が聞こえた。
その声に反応するように振り返れば、そこには爆豪勝己が。
『おお！これが噂の爆豪勝己！なんか……近くで見れば意外とベビーフェイスだな』
爆豪「はああ゛！？テメェの方がガキみてえなツラだろうが！ちっせえ顔しやがってぶっ殺すぞ！」
『おお！噂通り！二言目には殺害予告！！』
爆豪「うっせ死ね！！」
爆豪は俺の机を足でゲシッと蹴ると、ズカズカとがに股で自分の席へ戻っていく。
自分の席へ戻っていく爆豪を目で追っていれば、口の横に手を添えた上鳴が俺に顔を寄せて小さな声で言う。
上鳴「爆豪をからかうのはやめた方が良いぞ。燃やされるから」
『からかってねえよ。アイツに「二言目には殺害予告をする」って噂があるのは本当だよ。実際に俺も今、ぶっ殺すぞ！って言われたし』
上鳴「あれはもう口癖になってんだよ」
『ぶっ殺すぞが口癖！？そんな口癖の人初めて見たけど！？アイツ大丈夫！？』
上鳴「バ…ッ！やめろって！アイツ地獄耳だから…ッ！！」
咄嗟に上鳴は俺の口を手で塞ぐが、もう遅かった。
バァン！と床に倒れる机の大きな音。
その音にビクッと反応をする生徒達。
その大きな物音へと顔を向ければ、怒りのオーラを放った爆豪が、ゆらり、ゆらりと近寄ってくる。
爆豪「テメェ…新入りゴルァ。俺を今、バカにしやがっただろ…」
『え、新入りゴリラ？』
口を塞ぐ上鳴の掌を離させてそう言えば、とうとう爆豪の怒りは頂点に達した。
爆豪「１回で聞きやがれクソ耳がァァアッ！！！」
『く、クソ耳ってなに！？耳くそじゃなくて！？』
爆豪「テメェぶっ殺す！！マジぶっ殺す！！」
『ご、ごめ！ちょ、一度ちゃんと自己紹介し合ってからお友達に…』
爆豪「なるわけねぇだろ！！死ね新入りクソザコォオッ！！」
『ひン……ッ！！』
爆豪勝己。
俺は、彼のことを甘く見ていた。
A組に仲間入りをした当日。
俺は爆豪勝己の個性により、頭を燃やされた。
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磯野(プロフ) - Karasuさん» こんにちは。コメントありがとうございます！今夜も更新致しますので、お待たせしてしまいますが見て頂けましたら嬉しいです。よろしくお願い致します！ (2018年11月15日 12時) (
レス) id: 1f5e84e895 (このIDを非表示/違反報告)
Karasu - 毎回良いとこで終わる！！(泣)(早くみたいので)更新頑張ってください！！ (2018年11月15日 11時) (レス) id: ce467b078d (このIDを非表示/違反報告)
らる@盃(プロフ) - 磯野さん» 死柄木めっちゃ好きですww はい！楽しみにしてます！！ (2018年11月7日 21時) (レス) id: 0f8ed7e297 (このIDを非表示/違反報告)
磯野(プロフ) - らる@盃さん» こんばんは！コメントありがとうございます。らる様は死柄木がお好きなんですね？磯野は上鳴君をこよなく愛しております笑笑らる様の好みのオチにはならないと思いますが.....楽しみにして頂けたら光栄です。よろしくお願い致します！ (2018年11月7日 21時) (レス) id: 1f5e84e895 (このIDを非表示/違反報告)
らる@盃(プロフ) - 続きがすごく楽しみです！更新頑張ってください！ (2018年11月7日 21時) (レス) id: 0f8ed7e297 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：磯野
| 作成日時：2018年11月4日 21時
