STORY 5-2 ページ41
爆豪の目の前には、左目を長い前髪で隠している一見不気味そうな生徒が立っている。
向かい合う二人を観察するようにじっと見つめた。
二人は何かを話しているようだけれど、決して楽しさは感じられない。
ブツブツと呟くように唇を動かすサポート科の彼と、苛立ちを隠しきれていない爆豪。
アイツら、絶対に相性が最悪な二人だ。
『可哀想なコンビ…』
ボソボソ、と呟くようにそう言えば、俺のペアの女子が長い横髪を耳にかけながら顔を覗き込んできた。
「棗君？」
『！！ な、なに？なんか話しかけてた？』
「うん、どうしたの？何かあった？」
『ごめん、ちょっとボーッとしてて。で、なに？』
「昨日あの後、棗君に似合うアイテムを考えたんだけど、少し改良したいから棗君の個性を見せてくれないかな」
『お安い御用！』
ヘラヘラと笑いながらペアの女子生徒に向けて言うけれど、正直今は、爆豪の事が気になっていた。
大丈夫だろうか。
爆豪は暴れたりしないだろうか。
昨日から突然始まった、サポート科の生徒達との合同授業。
明日が最終日となる。
どうか、明日まで辛抱してくれ、爆豪。
暴れたりしないでくれ、爆豪。
そう願いながら、俺は自分のペアの生徒に個性を披露した。
_______________
To be continued
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磯野(プロフ) - Karasuさん» こんにちは。コメントありがとうございます！今夜も更新致しますので、お待たせしてしまいますが見て頂けましたら嬉しいです。よろしくお願い致します！ (2018年11月15日 12時) (
レス) id: 1f5e84e895 (このIDを非表示/違反報告)
Karasu - 毎回良いとこで終わる！！(泣)(早くみたいので)更新頑張ってください！！ (2018年11月15日 11時) (レス) id: ce467b078d (このIDを非表示/違反報告)
らる@盃(プロフ) - 磯野さん» 死柄木めっちゃ好きですww はい！楽しみにしてます！！ (2018年11月7日 21時) (レス) id: 0f8ed7e297 (このIDを非表示/違反報告)
磯野(プロフ) - らる@盃さん» こんばんは！コメントありがとうございます。らる様は死柄木がお好きなんですね？磯野は上鳴君をこよなく愛しております笑笑らる様の好みのオチにはならないと思いますが.....楽しみにして頂けたら光栄です。よろしくお願い致します！ (2018年11月7日 21時) (レス) id: 1f5e84e895 (このIDを非表示/違反報告)
らる@盃(プロフ) - 続きがすごく楽しみです！更新頑張ってください！ (2018年11月7日 21時) (レス) id: 0f8ed7e297 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：磯野
| 作成日時：2018年11月4日 21時
