STORY 5-2 ページ40
爆豪「アイテムなんざ使わなくても俺は強え。むしろアイテムなんて邪魔だ。コスチュームがあるんだしよ」
『でもさあ、サポート科が作ったアイテムだぜ？結構すげぇもん作ってたり…』
爆豪「ンなわけねえだろ。ゴミにしかならねえっつの」
椅子を引いて立ち上がった爆豪は、空になった皿が乗っているおぼんを片手に持つ。
爆豪「…くだらねえ授業持ってきやがって、クソ教師共が」
機嫌が悪そうに眉間に皺を寄せる爆豪は、ズカズカと足音を立てながら行ってしまった。
その場から爆豪がいなくなると、残された俺達三人は顔を見合わせた。
上鳴「なんだアイツ、やけにいつもより機嫌悪くね？」
切島「サポート科の奴となんかあったんじゃねえか？」
『爆豪のペアの奴ってどんな子？』
切島「知らねえ、見てねえし」
上鳴「俺も知らね」
首を左右に振るう切島と上鳴。
みんな、自分のペアのサポート科の生徒としか関わっていないため、他のサポート科の生徒の事は全く知らない。
爆豪の機嫌は、最悪だ。
普段から爆豪の機嫌は決して良いとは言えないけれど、今日の爆豪の機嫌はここ最近の中で一番悪い。
何かあったのだろうか。
サポート科の生徒に何か言われたのだろうか。
俺は爆豪が去って行った方向を黙って見つめた。
*
────翌日。
再び、俺達はグラウンドに集まった。
昨日、一度顔を合わせた俺達ヒーロー科とサポート科。
俺達がグラウンドに集合した時には、既にサポート科の生徒達は集まっていた。
そして、ペアの生徒を見つけると、サポート科の生徒達は待ってましたと言わんばかりに駆け寄ってくる。
もちろん、俺のペアであるサポート科の女子生徒も、俺の姿を見つけると一目散に駆け寄ってきた。
女の子から寄ってこられるなんて、正直気持ちが良い。
そういえば、爆豪はどうしているのだろうか。
爆豪はきちんと、ペアのサポート科の生徒と仲良くやっているのだろうか。
キョロキョロと辺りを見渡せば、眉間に深く皺を刻み、口をへの字に曲げている爆豪がいた。
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磯野(プロフ) - Karasuさん» こんにちは。コメントありがとうございます！今夜も更新致しますので、お待たせしてしまいますが見て頂けましたら嬉しいです。よろしくお願い致します！ (2018年11月15日 12時) (
レス) id: 1f5e84e895 (このIDを非表示/違反報告)
Karasu - 毎回良いとこで終わる！！(泣)(早くみたいので)更新頑張ってください！！ (2018年11月15日 11時) (レス) id: ce467b078d (このIDを非表示/違反報告)
らる@盃(プロフ) - 磯野さん» 死柄木めっちゃ好きですww はい！楽しみにしてます！！ (2018年11月7日 21時) (レス) id: 0f8ed7e297 (このIDを非表示/違反報告)
磯野(プロフ) - らる@盃さん» こんばんは！コメントありがとうございます。らる様は死柄木がお好きなんですね？磯野は上鳴君をこよなく愛しております笑笑らる様の好みのオチにはならないと思いますが.....楽しみにして頂けたら光栄です。よろしくお願い致します！ (2018年11月7日 21時) (レス) id: 1f5e84e895 (このIDを非表示/違反報告)
らる@盃(プロフ) - 続きがすごく楽しみです！更新頑張ってください！ (2018年11月7日 21時) (レス) id: 0f8ed7e297 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：磯野
| 作成日時：2018年11月4日 21時
