その39 ページ40
、
海を眺めながら
雄也は続ける
「俺、そのお姉さんのことすんげー好きでさ、
いつも背中を追っかけてた。優しくてさ、俺よ
り4つも年上なのに一緒に遊んでくれてさ。他
の親戚とは俺だけ家遠くて馴染めなかったのに
そのお姉さんだけは隣にいてくれて、おかげで
ばぁちゃん家に行くのが楽しみでさ、勉強苦手だったけど、お姉さんが教えてくれた範囲だけは、一生懸命やってさ。バカでしょ?でも、それぐらい、その人が俺の原動力になってたんだよね。海での遊び方も教えてくれたよ。泳いでる姿もかっこよかったなぁ」
『だから、マリンショップ。』
「そう、話が出来るようにバイト始めたんだ。振り向いてもらえるわけないのにさ」
『それは、分からないんじゃない?』
「いや、もう結婚したよ。幸せになるーって。
結婚式でさ、俺が見たことなかった表情。いっぱいしてた」
『そっか』
「ダサいでしょ」
雄也は恥ずかしそうに笑う
『そんなことないよ。雄也の一途なところ
かっこいいと思う。雄也の話聞けてうれしかったよ。』
本当ー?って嬉しそうにされるとこっちまで嬉しくなる
『いつも思ってたんだけど、雄也っていつもスマートに優しくしてくれるでしょ?落ちない女の子はいないと思うなぁ』
「やめてよー。そんなに褒めても何もないぞー」
なんてくすぐったそうにするのがかわいいなぁ
なんて
「あっ、あったや。」
ちょっと待ってて、って雄也は車の方へ
「よっこいしょっと。
はい、これ。」
手渡されたのは、淡いピンクの
『マカロン?』
「うん。口止め料みたいな?Aだったら誰にも話さないと思うけど、俺この話まだ、
誰にも言ってないから。Aが一番。Aだったら、話してもいいかなって、
それにね、この話は次に人を好きになったときに話そうと思ってて」
『好きな人出来たんだね』
今日1日きゅんとさせられていたから
勝手に振られた気持ちになる
雄也はじっと私を見て言った
「やっとね」
その眼差しは目を逸らしたくなるような
まっすぐで真剣だった
「そろそろ帰ろっか?きっと、みんな待ってるよ」
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プポプポ(プロフ) - くーさん» ありがとうございます(●´▽`●)少しでも更新出来るように目の前の課題を頑張っていこうと思います! (2019年5月7日 1時) (レス) id: 2d4bbabeb9 (このIDを非表示/違反報告)
プポプポ(プロフ) - 咲さん» 細かい所まで見てくださってありがとうございます!!しっかり直させていただきました!! (2019年5月7日 1時) (レス) id: 2d4bbabeb9 (このIDを非表示/違反報告)
咲(プロフ) - 設定キーワードの「Hey!Say!BEST」が「Sey」になってますよ??「Say」です。 (2019年5月6日 18時) (レス) id: dc1593ce82 (このIDを非表示/違反報告)
くー - 更新まってます! (2019年4月1日 7時) (レス) id: 74b787666f (このIDを非表示/違反報告)
プポプポ(プロフ) - 美香さん» ありがとうございますヾ(●´∇`●)とってもうれしいです (2018年7月12日 21時) (レス) id: 87778b1f8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:プポプポ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/homepupo/
作成日時:2016年4月25日 22時