【短編集】きみとふたり【実況者】

残り10cmの勇気が yu.ge ページ45

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好きなの…


好き…でしょ…？


湯毛くんが私のこと好きだって、ポジティブに考えることが出来るのに、意気地無しなのは変わらない。


今も思い出すの初めて会った時のあのページも、初めて話した時のページも。


全部全部…


貴「私の…はつこいでした…」


秘密だよ…？


君の長い長い物語の中に私、少しでも居られたかな？


君と私の物語が少しでも…重なってた…はずなの！


今は私、もう子供じゃないけど…


素敵な恋と思い出の本に鍵をかけて、もうおしまいにしよう。


もし…もしね？残り10cmの勇気があったなら…


どうなっていたんだろうね…


貴「すきっ…だったよ…だいすきだった…」


もう叶わないなら、泣いてもいいじゃないか。


さよなら、心から好きだった人。




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今回はHoneyWorksさんの、

「初恋の絵本」で作らせていただきました！

こういう切ない恋愛は大好物です←

ありがとうございました！

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