こんな月が綺麗な夜は shu.3 ページ16
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ー次の日ー
shu3「こんばんは、白猫さん」
…また来た。
貴「これはこれは自由気ままな野良猫さん。私は白猫じゃなくてAって言う名前があるの」
shu3「Aさん…素敵なお名前で」
貴「あら、随分と口がうまいのね。でも私はそんな言葉に操られる程馬鹿な女じゃないわ」
shu3「…それより、昨日のこと、考えてくださいましたか？」
それも変わったりしないわ。
貴「えぇ、私なりに考えたわ。貴方、「ニャン生は一度きり」と言ったわよね？」
shu3「はい、一度きりだからこそ自由に…」
貴「だからこそ飼われるのよ」
shu3「それはどう言う？」
貴「このままで私はいいの。このブランド首輪の価値が貴方には分かりはしないわ」
shu3「…昨日Aさんは俺に野良猫の魅力を語らせました。…なら、飼い猫の魅力も教えてください」
貴「えぇ、構わないわ。まずね、飼い猫は優雅なのよ。とても美味しい食事にふわふわした布団…み、水はちょーっぴり苦手だけど、毎日シャワーで清潔に保てるの」
shu3「…俺には到底想像出来ない」
貴「それに比べて貴方は…誰に守ってもらうの？明日車に轢かれてしまうかもしれないじゃない！」
するとしゅーさんは驚いたように目を見開き、
shu3「心配してくれるのですか…！？」
と、言った。
貴「なっ、私には考えることだって出来るわ！馬鹿にしてるの？不愉快だわ！」
shu3「ふふっw」
貴「何笑ってるのよ」
shu3「そんな強気な所も素敵です♪一層貴女を好きになりました」
余裕で言ってのけるしゅーさんに腹が立って、
貴「…あら、正直ね？でもそんなやり方じゃ心揺らがないわ」
じゃあ、としゅーさんは立ち上がり、
shu3「俺の話をしましょう！」
貴「は？」
shu3「俺の夢はこの目でオーロラを見てみたいんです。その隣に貴女がいたら…なんて素敵でしょうね…でも、それは叶わないらしい…」
貴「…私だって好きで断っている訳じゃないわ。生き方はそう簡単には変えられないのよ。…それに、私を飼っている蘭を一人に出来ないもの」
shu3「貴女は心優しいのですね…ますます素敵だ。今日はもう帰りますね、では」
貴「え、話の途中よ？あら、もう行っちゃうの…？ねぇ、ちょっと！」
私は窓から身を乗り出し精一杯叫んだ。
貴「あっ、明日もここに来ていいのよ！…待ってるから…」
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今回は「嗚呼、素晴らしきニャン生」
でした！
ありがとうございました´`*
※取られるくらいなら se.pi.a→←こんな月が綺麗な夜は shu.3
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和乃(プロフ) - ここ松さん» 了解しました！書けたらまたコメントさせていただきます！ (2017年5月13日 10時) (
レス) id: 875c609fe1 (このIDを非表示/違反報告)
ここ松 - 全員で人狼ネタです！ (2017年5月13日 9時) (レス) id: 352fae32d2 (このIDを非表示/違反報告)
和乃(プロフ) - ここ松さん» コメ＆リクありがとうございます！平和ヤンデレですが、全員か、個人かどちらがよろしいですか？また、こんな感じのストーリーで！などもありましたらよろしくお願いします。 (2017年5月10日 18時) (レス) id: 875c609fe1 (このIDを非表示/違反報告)
ここ松 - 平和組のヤンデレ描いて! (2017年5月10日 16時) (レス) id: 352fae32d2 (このIDを非表示/違反報告)
和乃(プロフ) - ミコさん» コメントありがとうございます！最近ナポ男さん見始めたので性格あってるかいまいちでした…w沢山動画見て似せていけるようにして行きたいです！w (2017年5月5日 19時) (レス) id: 875c609fe1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和乃 | 作成日時：2017年4月15日 21時
