【短編集】きみとふたり【実況者】

恋に落ちたのは hi.ra ページ13

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キヨ「お前って本当女みたいだよな」


ヒラ「えぇ…急に何言ってるのキヨ…」


キヨ「ほんとほんと！そこらの女子よりかわいいって！」


うわぁ…周りの女の子の視線が痛い…


キヨは人気があるのにどうして彼女いないんだろ。


彼女どころか好きな人も居なさそうだけど…


キヨ「でもお前女子と話さねぇよなぁ、なんかあんのか？」


ヒラ「コミュニケーション苦手だってば…」


キヨ「あ、悪い悪い、なんて？ってあれ！？ヒラ！？」


やっぱ誰も俺に気がついてない。


だけど…だけどね？


そんな俺を見つけてくれた女の子が居るんだ。


貴「あ！ヒラくん！こないだ教えてくれた動画みたよ！面白かった！wやっぱヒラくんって凄いね！」


ヒラ「あ、うん、他にもオススメあるから…」


貴「え！？本当？やった、教えて？」


ヒラ「もちろん…」


俺が彼女に恋をしたのは本当に一瞬で。


こんな出来事はまるで誰かの夢物語みたいだよね。


でも俺は知ってる。君に好きな人がいること。


その2人は両思いだってこと。


でもね、俺は諦めない。諦め悪いかもしんないけど、これは俺の宣戦布告だから。

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