４４ ページ48
-
キヨ「悪いな、うちの母さんが…」
貴「え、あれお母さんなんですか」
キヨ「あぁ、まだまだ若いらしい」
貴「そうなんですか、優しそうな方で安心しました」
キヨ「それはいいんだけどさ、こないだは、ごめん…守ってやれなくて…」
貴「…ばか」
キヨ「え？」
貴「あの時も言ったけど大丈夫です。私の不注意もありましたし」
キヨ「でも…」
貴「私は全然怒っていませんし、怒るつもりもありません。桜さんも、わざわざ病院に出向いて謝りに来てくれました。彼女、転校するそうです。それで、最後にどうしても謝りたいから、と」
キヨ「…本城とはどうなんだ？」
貴「まだ結さんとは話していません。それに、彼女は私と話そうとはしないと思います。でも、それでいいんです。結さんに合わせるの疲れちゃいますし」
キヨ「お前が幸せならそれでいい、良かった」
そしてキヨくんは立ち上がり、
キヨ「こないださ、A俺になんで強い、って言うの、って聞いたよな」
貴「…？はい」
キヨ「実はさ、俺もお前と似たようなことを経験しててさ、話、聞いてもらってもいいか？」
貴「…それで少しでも気が楽になるなら」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 18人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
和乃(プロフ) - りずりずさん» 文才ありますかね！？← でもめちゃめちゃ嬉しいです´`*また、楽しみにしてくれる方がいてくれて、ただただ感謝ですねw本当にありがとうございます！無理せずに更新するのを心がけます！コメントありがとうございました！ (2017年3月19日 15時) (
レス) id: 875c609fe1 (このIDを非表示/違反報告)
りずりず - わあ…！素晴らしいですね(´;ω;｀) 私には文才ないんでほんと尊敬です。 これからも頑張ってくださいね！！ 見てる人は楽しみに待っていますよ！ （いつもの生活も大切にしながら無理せず更新お願いします！応援してます！） (2017年3月14日 19時) (レス) id: 807eaf21a9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：和乃 | 作成日時：2016年12月8日 22時
