【実況者】一つの嘘から始まった k.y.o

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あれからどれだけの時間が経っただろう。


私は生徒会室に居た。


というのも、キヨくんと平野くんが私を探しに来て、ここまで連れてこられたのだ。


キヨ「…どうだ、落ち着いたか？」


貴「ええ、まぁ…こーちゃん達は？」


ヒラ「こーすけとうっしーなら安心して、職員室に行ってるから」


キヨ「急に屋上に呼び出されたって…なんかされたのか？」


貴「いえ、忠告を受けた。というのが正しいかと」


ヒラ「…何の？」


貴「…このままじゃ、私は孤立する、と。要約すればこんな感じです」


間違ってはいない。


ヒラ「嘘、吐いてないよね？」


貴「はい、もしかしたら、私の解釈が間違っていたのかもしれませんが」


キヨ「でも、何で孤立するって言われたんだ？」


貴「それは…ごめんなさい。言えません…」


ヒラ「…気にしない方がいいよ。神田さんは絶対に楠木さんを潰しにくる。…多分、俺ら絡みの事で」


キヨ「え！？俺らって…？」


ヒラ「俺と、キヨと、フジと、こーすけと、もしかしたらレトさんとうっしーも関係するかもしれない」


キヨ「俺ら4人は完全に関係してんのか」


ヒラ「…絶対に関係してる。これは確信が持てるよ」


流石平野くんだなぁ。私が特に何も言ってなくても察してくれるんだな。

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