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レアンSide
もうすぐ、私の出荷か・・・。そろそろママから、出立が伝えられる頃かな・・・。ほら、
ママ「レアン、いいニュースよ。あなたの里親が決まったの。明日、出立の予定よ。」
レアン「ほんとっ！？ママ！すっごく嬉しい！里親さんどんな人だろ！」
ママ「楽しみね、レアン」
レアン「うんっ！」
なんて嘘だけど、私は食べられはしない、飼われる先が変わっただけ。
今日みんなに伝えるんだろうな。エマたちには悪いけど、あとの説明は、レイに任せた。
エマSide
ママ「みんな、レアンの里親が決まったの。明日、出立の予定よ。」
「ほんと！？」「レアン〜さみしいよー」「さびしくなるな」「おめでとう！」
え・・・？嘘・・、レアン？絶対に嫌だ！
どうにかしないと・・・！どうする？どう逃がす？考えろ、レアンを出荷なんてさせない！
ノーマンSide
やっぱり・・・！１ヶ月後っていうのは、嘘で、一週間後だったんだ・・・。
でも、今から脱獄を決行するのも無理がある。
なるほど、いい策だよ。今の実力じゃ、脱獄できないとわかってレアンの出荷をする。
でも・・・、どうしたらいいんだ・・・？
レイSide
あいつはきっと生きてる、レアンを信じよう。でも、エマとノーマンのショックは大きすぎる。
俺がここでフォローしないとな。あいつは死なないっていていた。理由は教えてくれないが。
レイ「エマ、ノーマン、話がある。」
エマ「ってことは、レアンは外に先に出てて、死なないってこと・・・？」
ノーマン「でも、レイ、それ本当なの？」
レイ「ああ、あいつはあったときに、全て理由を話してくれるんだと。
だから、このまま大人しく、出荷させて、俺たちは戦闘不能のように見せかけろ。」
エマ「私、レアンと、遊んでくる！今日で、最後だから！」
エマはレアンのところへ走っていった。
レアンSide
私もいよいよ最後かあ・・・。最後だし、みんなと思いっきり遊ぼっと。
エマ「レアン！」
レアン「エマ、どうしたの？」
エマ「レアン、遊ぼっ！」
エマ・・・、レイが説明してくれたのかな・・・？あの頃のエマみたい・・・。
レアン「うんいいよ、みんな〜！鬼ごっこするよ！」
「やるやる！」「レアンとする最後の鬼ごっこか・・・。」「絶対捕まえるからね！」
レアン「じゃあ、鬼決めていいかな？ノーマンで！」
ノーマン「え？僕？」
レアン「うん、レイも参加ね？じゃあ、始めるよ！」
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作者名：Lemon | 作成日時：2023年12月30日 20時
