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レアンSide
ここまでは順調。ママはきっと、私の次にノーマンを始末するつもりだ。
きっとエマを動けなくして、ノーマンはなすすべなく出荷、ってとこかな。
ママのその筋書き、私がこの手で壊して見せる。
家族のみんなに、エマと必ず行動をともにするように、ママに近づけるなって言ってこよ。
レアン「ノーマン、あの件は順調？どこまで言ったの？」
ノーマン「もうほぼ言えたよ。」
レアン「よかった、それで追加報告なんだけど、みんなに年長者と必ず同行すること、
年長者はママに近づかないこと、特にエマは厳重警戒で守って、以上だよ。」
ノーマン「なんで、ママと接触しちゃいけないんだい？」
レアン「ママはきっと、誰かの動きを封じて、次、ノーマンを出荷するかもしれないから。
だから、それを前もって防ぎたい。それと下見はできてるよ。」
ノーマン「”次”って、もしかして・・・レアンが出荷ってこと・・・？」
レアン「大丈夫、まだ１ヶ月もあるから。」
ノーマン「でも、その情報をどこから？」
レアン「レイだよ。次の出荷は私みたい。びっくりしたけど。」
ノーマン「レアン、絶対に一緒に逃げるからね？」
レアン「うん、わかった！それと下見の結果は、崖だったよ。
ロープで向こう岸に渡って、いち早く逃げられるようにルートも考えた。
みんなに、ロープで向こう岸に渡る練習をさせなくちゃね。」
ノーマン「そうだね、鬼ごっこプラスに必要だね。ここをこうして・・・・・」
そんなこんなで私の計画はノーマンやレイ、ママにもバレてない。
ノーマンには嘘ついちゃったけど、でも私は死なないから大丈夫。あと５日頑張ろ。
ノーマンSide
レアンは、出荷は一ヶ月後だって言ってたけど、多分そう思いたくないけど、
本当にママが厄介な僕とレアンを消したいんだったら、そんなに時間を与える必要なんかない。
だから、レアンはきっと僕が思ってるよりもずっと時間がないのかもしれない・・・。
一緒に逃げるって言ったじゃないか！考えろ！レアンを逃がす方法を・・・・っ！
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どーも、作者のLemonです！
もう少し、脱獄編は続きそうです！これからも頑張りますので、応援してね！
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作者名：Lemon | 作成日時：2023年12月30日 20時
