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レイSide
レアン「それは・・・・・・内緒★」
レイ「はあ？」
レアン「だって、お楽しみは後で取っておきたいもの。」
そういった彼女は、くるりと回ってあの歌を歌いだした。
レアン「レイも歌いましょ？あの頃みたいに、でもレイ結局歌ってくれなかったよね。
だけど、今日は付き合ってもらうから。」
レイ「はあ・・・、ああ、わかった。」
レアン「フフ、じゃあ行くよ。」
「「〜♪〜♪♪〜〜♪〜♪♪〜♪〜〜」」
俺たちは、懐かしいレアンが作ったあの名前のない歌を歌っている。
俺はなぜだか、レアンの言いたいことがわかった気がした。
レアンSide
昨日はすごいこと聞いちゃったな。私、一週間後に出荷されるんだ。でも、
まだ諦めたわけじゃない。それに、私は死なない。それは私とレイだけが知っていればいいこと。
それよりまずはこっち。シスタークローネが鬼ごっこに参加してきた。
きっと、私達最年長の下見に来たんだろうな。まあ、いいや。支障はないし。
エマ「一箇所に集められてる・・・」
レアン「こんな小細工も使うのね。」
やっぱり、策を変えてきたか・・・。なるほど、こんな感じのものも使うのね・・・。
個々での逃走はほとんど生き残れない。データは取れたから、あとは隊列の組み方を考える。
よし、それで行こう。私はノーマンとレイを追いかけているシスターに時々割って入った。
クローネ「！？」
よし、これで追いかけるスピードを落とした。さあ、こっちに来てくれるかな？
クローネSide
急に横から小さな影が横切っていった。あれは・・・・・、レアンじゃな〜い。
フフ、いいじゃない、まずはこの子から捕まえに行っちゃおうかしら。
まって、この子、全然捕まらない。どうなってるの・・・？
まるで、追わされてるような・・・、
クローネ「！！！」
レイ「時間だ。」
「「「僕/俺/私たちの勝ちだね/だシスター。」」」
なんて子たちなの・・・？これが、イザベラの育てたフルスコア・・・。
何ていう怪物を飼っているの、と同時になんて商品を作り上げたのイザベラ・・・。
イザベラ「私の子どもたちはどうだった？」
こいつまさか、あえてスキを作ったのね。
クローネ「は、はい、とても、優秀な子たちだと・・・。」
イザベラ「そう、わかってくれたならいいわ。」
このアマっ！まるでスキがない、本当に私の事信用していない・・・！
イザベラ「それじゃあ、仕事に戻って頂戴。それと、ことの制御はできてるの、
あなたは賢い子だからもう道を誤らないでね。」
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作者名：Lemon | 作成日時：2023年12月30日 20時
