28話 しつこい！！ ページ33
まさかオクタヴィネルに行った日に「ジャミルさんと仲良くなりたいのでご協力をお願いします」と言われるなんて誰も思いつかないでしょう。
アズールあいつ監督生を外に逃がそうとしてるのか？本当にそれだけだったらいいんだけど…
アズ「〜〜…」
カリ「〜！〜〜…？」
2人は寮長会議でもしてるのか、かなり熱心に話し合っている。ルイボスティーを入れたコップが空になったから新しく注ごうと思い、ポットに手をかけた時。
アズ「オクタヴィネルとスカラビアで親睦を深める合宿を致しませんか？」
ジャミ「なっ……！？」
「えっ！？」
とんでもない発言が耳に入ってきた。
合宿！？どんどん事が大きくなってないか…？
カリ「そりゃいい！」
「いやいや、他寮に追いつくための特訓だし」
ジャミ「それなのに他の寮の寮長を招き入れるなんて、敵に手の内を明かすようなものじゃないか。」
カリ「敵なんて大げさだな。それに、オンボロ寮の2人はお前が連れてきたんじゃないか。」
オンボロ寮ってそんなにボロくないと思うんだけどな。
…じゃなくて！！
ジャミ「それはっ…そうだが…」
「…アズール、ここは互いの為に引いてくれないか？」
アズ「確かにそうですね。他の寮は常に成績を競い合うライバルですから。
残念ですが、僕らはここでお暇しましょう。」
彼はそういった後、わざと聞こえるように息を吸った。
アズ「はぁ……極寒の中、今年も3人ぼっちのホリデーですか……。
ま、仕方ないですけど…」
ジェ「頑張って魔法の絨毯を捕らえたんですがねぇ……」
フロ「モストロ・ラウンジもめちゃくちゃになったのにな……」
「「「はぁ〜〜………ションボリ」」」
これはカリムが引き止めるタイプだな。
カリ「ちょっと待った！」
やっぱり。
カリムはこうなるともう止まらない。
「…面倒なことになったなジャミル。」
ジャミ「はぁ…………」
カリ「よし！早速だがアズールの胸を借りて特訓だ！
荷物を置いたら庭に来てくれ。」
アズ「了解しました。スカラビアの皆さんどうぞお手柔らかに。フフフ……」
「へ、部屋は僕が案内するよ…
3人とも、ついてきて。」
大半のスカラビア寮生はアズールの水魔法にびしょ濡れにされたが、副寮長らによる炎魔法でプラマイゼロにされたらしい。
「寧ろ焦げてない？」
寮生「トホホ…」
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風鈴(プロフ) - 悠風ごめん、コメント見てなかった。リクエスト答えてくれてありがと。横笛…かっけぇな、軽音部からの熱い勧誘は怖い… (2020年11月9日 0時) (
レス) id: cf698666c3 (このIDを非表示/違反報告)
悠風(プロフ) - 「風鈴さん、質問ありがとう！絵以外だったら、楽器を演奏することが今ハマってることだな。カリムが太鼓でジャミルがギター。僕は横笛を吹くんだ！僕の演奏をリズムに、二人が踊ってくれることもあるよ！軽音部からの熱い部活への勧誘もあったっけ……」 (2020年10月26日 21時) (レス) id: a4b29a8b8f (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - 夢主ちゃんの最近ハマってるものは？(絵以外) (2020年10月25日 22時) (レス) id: cf698666c3 (このIDを非表示/違反報告)
悠風(プロフ) - 星猫さん» 了解です！！ (2020年10月25日 17時) (レス) id: a4b29a8b8f (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - すみません；；自分のログインが苦手で…；；私の作品がこの作品で会話しよう！を会話しませんか？ (2020年10月19日 19時) (レス) id: dba8a79b51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：悠風 | 作成日時：2020年10月9日 23時
