27話 とりあえず中に入れて ページ32
オクタヴィネルに泊まらせてもらい、真夏の熱気に包まれた我が寮に戻る途中。
昨晩追い払った後輩くんたちを見つけた。
寮生「とにかく、今はジャミル副寮長に相談してみよう。」
こいつジャミルに昨日オクタにいたって報告してないな。
昨日『伝えてね(圧)』って言ったのに。
「ジャミル副寮長は僕がオクタにいた事知ってる？」
寮生「はい、そろそろ帰ってくるかと…」
寮生「昨日は夜遅かったので起こす訳にも…
ってA先輩、なんで！」
「オクタに泊っただけだし、オアシスの行進は出ないとジャミルに怒られるからさ！
後輩くんが報告してないなら無断外出したし、僕は説教フルコースに寮生みんなの靴磨きも追加されるかも…」
寮生「うっ…
って、昨日俺たちをボコボコにしたオクタヴィネル！
なぜ貴様らスカラビアに入っている！」
アズ「ああ、皆さん昨晩は失礼しました。
オンボロ寮の2人はスカラビアから魔法の絨毯を盗み出した窃盗犯ということがわかりまして。
しかもAさんまで誘拐した、と言うのでお届けにあがったのです。」
グリ「うぬぅ……不本意なんだゾ……」
寮生「そ、それは……」
寮生「ご協力ありがとうございます……？」
いきなり昨日攻撃されて負けた相手が目的の者、しかも取り立て屋のようなトップのヤツらが協力してきたらそれは誰でも混乱するね。
ジャミ「おい、お前たち。Aを起こしてこいと言っただけだよな？
そろそろ朝の特訓の時間だぞ。集合に遅れるとまたカリムに……
！！！？？？」
「あ、おはようジャミル」
アズ「おや、ジャミルさん！
こんにちは、ご機嫌いかがです？」
ジャミ「アズール・アーシェングロット……
それにリーチ兄弟。一体何故ここに？」
「それはね、オクタの故郷が冬になると帰るの大変だから」
ジャミ「今はこいつらから話を聞いてるんだ。A、静かにしろ」
冷たいな、もう少し優しくしてくれたっていいと思うのに。
「アズールがカリムに絨毯返したいんだってさ。
連れてってあげてもいいでしょ？」
ジャミ「いや、届けものなら俺が預かる」
アズ「いや結構！この逸品はカリムさんに直接お渡ししたいんです！」
ジャミ「カリムはそんなこと気にしな」
「とりあえず！
オクタヴィネル中に入れてあげよう！な？
こんなところじゃ失礼だし！」
ジャミ「……」
「ね？」
ジャミ「ぐっ…」
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風鈴(プロフ) - 悠風ごめん、コメント見てなかった。リクエスト答えてくれてありがと。横笛…かっけぇな、軽音部からの熱い勧誘は怖い… (2020年11月9日 0時) (
レス) id: cf698666c3 (このIDを非表示/違反報告)
悠風(プロフ) - 「風鈴さん、質問ありがとう！絵以外だったら、楽器を演奏することが今ハマってることだな。カリムが太鼓でジャミルがギター。僕は横笛を吹くんだ！僕の演奏をリズムに、二人が踊ってくれることもあるよ！軽音部からの熱い部活への勧誘もあったっけ……」 (2020年10月26日 21時) (レス) id: a4b29a8b8f (このIDを非表示/違反報告)
風鈴(プロフ) - 夢主ちゃんの最近ハマってるものは？(絵以外) (2020年10月25日 22時) (レス) id: cf698666c3 (このIDを非表示/違反報告)
悠風(プロフ) - 星猫さん» 了解です！！ (2020年10月25日 17時) (レス) id: a4b29a8b8f (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - すみません；；自分のログインが苦手で…；；私の作品がこの作品で会話しよう！を会話しませんか？ (2020年10月19日 19時) (レス) id: dba8a79b51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：悠風 | 作成日時：2020年10月9日 23時
