猛獣魔法少女は仲間の温かさを知りました。【ワンピース】 (ページ2)

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1、日常ページ2

リ「くそう！なんでこんなことに！」

レ「お前のせいだろ！」

リ「なぜ！？僕はただ、夕飯用の木の実をとってただけじゃん！」

レ「だからそれがいけないんだって！」

えー、みなさん。今なにが起こっているのか、説明します。

僕とレオが走っている後ろを、トラ十数匹が走っている。

つまり、

リ「トラに追いかけられてんのおおおおーーー！！！」

レ「うっさい！」

『まてー！リリー！俺たちの木の実返せー！！』

リ『お前らのじゃねーだろー！！』

『とうっ！』

リ「は？」

ドーン！

リ「ぎゃーーーーーーーーーーあーーー！！！！」

僕の声が、島じゅうに響きわたった。

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捕まりました。

『リリーちゃん？これはなんですか？』

リ『………木の実？』

『そうです。ではここにあるものは？』

リ『……木の実の山？』

『そのとおり。じゃあこれは誰のかわかる？』

リ『…君たちの？』

『よくできました。ではでは俺らの言いたいことがわかるよねぇ？』

リ『…………ワカリマシェン。』

『とぼけんじゃねぇー！！リリーコンニャローーー！！！！』

リ『うっさいなーーー！僕は何回言ってもやめないって言ってんだろーーー？！』

『はぁー！？んでやめねーんだよ！！君は赤ちゃんでちゅかーー！！？』

リ『んだとゴルァーー！！？』

ドン！ポカ！グキ！グシャ！チーーン。

レ『うるさい！いい加減にしろ！ってか、みんなで食えばいいだろ！？』

リ『『あ、そうか。確かに。』』

レ『バカか！おめーら！』

リ『ってな訳で。』

『『『いただきまーす！』』』

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リ『はぁ、うまかった！』

トラたちと別れて帰宅中なう。

僕らの家は、この島の奥ふかーいとこにある、遺跡なのだ！

リ＆レ『『ただいま～』』

父『おう、おかえり。』

母『あら、おかえり～。今日はなにをしてたの？』

リ『今日はね…』

僕の父さんと母さんは、この島で一番強くて偉いトラの夫婦だ。

僕が赤ん坊の頃、拾って育ててくれた、恩人(？)だ。

リ『で、喧嘩したんだけど、仲直りした！』

レ『木の実も一緒に食べてきた。』

父『そーか、そーか！楽しかったな！』

母『今日はもう遅いわ。もう寝なさい。』

リ＆レ『『おやすみなさい』』

こんな日が明日もあると思ってたのに…