★ 至って健全 ページ36
*
『暗くて狭いところ好きなんだよね〜』
青「ここみたいな？」
『そうそう』
青「分かる〜！僕も好き〜！」
なんてニコニコしながら隣で寝転んでいる可愛い人はみんな大好き青木姉さん。
楽屋が思った以上に狭くて、ゆっくりしていられないと思い楽屋のクローゼットでスマホをいじっていると後ろからノコノコと着いてきた姉さん。
頭の下にクッションを敷いて2人でゴロンと寝転びながら他愛もない話を続けた。
女子にしか分からないような話も姉さんは
「こうした方がいいんじゃない？」
とか、色々とアドバイスをくれる。
青「それにしても今日のAちゃんの服可愛いね」
『これは頑張った方よ』
青「Aちゃんがワンピース着るのなんて滅多にないもんね」
『着てみたら思った以上に楽なんだよね』
青「寝るのはいいけどちゃんと上に掛けないと、」
そう言ってクローゼットにたまたま置いてあったブランケットを、お腹から足が隠れるくらいまで掛けてくれる姉さん。
顔は可愛いのに、してくれる事は頼れる男子って感じでギャップでどうにかなりそうだった。
鼻の下伸びてないかな。大丈夫かな。
『ありがと、』
青「うん、女の子なんだから体冷やしちゃダメでしょ？」
『何それ、青木くん好き…』
そう言うと、ガラガラという音と共にクローゼット内が一気に明るくなった。
眩してくて目を瞑ると上の方から低い声が聞こえた。
青「檜山くんどうしたの？」
檜「いや、Aと青木が急に居なくなったから探してた」
『ガールズトークしてたの、邪魔しないで』
檜「青木だって男だよ」
『でも姉さんは檜山みたいに襲ってきたりしないよ』
青「え、檜山くんそんなことするの…？」
目を大きく見開いて檜山に聞こえるか聞こえないかくらいの声で聞いてくる姉さん。
かなりの衝撃だったのか、姉さんは口を手で押えながら私と檜山を交互に見つめる。
どうしよう、可愛い。
檜「うるさ、あと来いよ」
『はいはーい』
青「え、ねぇ！ちょっと、！」
『なーに？』
青「なーに？じゃなくて〜！」
『姉さん可愛すぎてずっと見てられる』
青「え、待って檜山くんと越えたの？」
『越えたってww…大丈夫だよ、越えてない』
青「良かった〜、」
『心配しすぎだってw大丈夫だから』
青「やだ、なんか泣きそう」
なんて言いながら口をへの字にしている姉さん。
全く罪な女だ。
どうか、青木姉さんが先に越えませんように。
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くるるん(プロフ) - mikuさん» 嬉しいです(><)本当にありがとうございます！新くん勉強してきます！リクエストありがとうございます(^^) (2020年11月11日 15時) (
レス) id: 3d660838fd (このIDを非表示/違反報告)
miku(プロフ) - 最初から読ませてもらってます。佐藤新くんのお話しみたいです。皆には教えてなかったけど実は仲良しだった見たいな感じでお願いしたいです (2020年11月11日 8時) (レス) id: 8fb069a2ca (このIDを非表示/違反報告)
忍忍太郎(プロフ) - 織山との絡みまってた！嬉しい(T . T) (2020年8月27日 2時) (レス) id: 5ef67c839b (このIDを非表示/違反報告)
くるるん(プロフ) - NuFave._.divaさん» リクエストありがとうございます！ (2020年8月9日 16時) (レス) id: 3d660838fd (このIDを非表示/違反報告)
くるるん(プロフ) - 涼華さん» リクエストありがとうございます！ (2020年8月9日 16時) (レス) id: 3d660838fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くるるん | 作成日時：2020年6月1日 3時
