一目惚れ、しました。

傷を見て、思い出すんです。 ページ42

あの日、急に言われた。お母さんに。



「ジニョン〜。ちょっとお出かけ行こう」


久しぶりにお出かけに行けるのが嬉しくて、ついていったらそこはおばあちゃんの家だった。


戸惑う俺をよそに、お母さんは俺に「これから、お父さんとは一緒に暮らせなくなる。すぐおうちは見つかるから、それまでおばあちゃん家にいよう」って言った。

なんだかわけがわからなくて、数日過ごしていたら新しい家に行って。


学校も転校して、だからAにも会えなくなって。



そこまではまだ、よかった。



でも、一番変わったのは環境でも俺でもない。


お母さんだった。


離婚してから、お母さんは精神的に不安定になって、少しずつ壊れ始めた。

抱きしめてくれた時のあのぬくもりも、涙を拭いてくれた時のあの優しさも、もうなくなっていた。

最初は物に当たっていたのだけど、次第にひどくなって、いつしか俺に当たるようになっていた。

殴られたり、叩かれたりするのは、正直辛かった。


俺が我慢すればいいんだって、俺がしっかりしないからだって、最初はそう思って一生懸命お母さんの手伝いをした。

なるべく、お父さんの代わりになれるように。


でも、高校受験の時までお母さんはそんな状態で、受験の日の前夜、ついに、俺は怒ってしまった。



「なんで、そうやって当たるの？辛いのはお母さんだけじゃないんだよ。

...俺だって、辛いのに。

いつもそうやって自分ばっかり守って。俺がどんなにお母さんのことを思って過ごしてるかわかる？

もうやだよ。

お母さんのそばにいるのは、もうやだ」



次の日、そんな状態で受けたにもかかわらず運よく高校は合格した。


寮のある高校に入ったから、もうお母さんの家には帰ってない。



でも、体に残る傷を見てたまに思い出す。





もっと、俺にできることがあったんじゃないかなって。







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久しぶりの、更新です。


あのですね、実はもう一人プデュの子で歌手の方のミュージックビデオに出てる人がいたんですよ。



それはまさかの、


ムンボク氏！！！！！←


え、あれそうですよね笑

あの人魚的なのってムンボク氏ですよね←


最初女の人かと思って見て、顔よーく見たら彼じゃないですか笑


驚いた後、笑ってしまいました←


彼も結構活躍してますよね！

シャンプーの宣伝してたり！


これからも期待してます！

胸が、痛いんです。→←三年ぶりの、再会です。

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