一目惚れ、しました。

ニコッと、微笑まれました。 ページ21

七時くんはふわふわとした感じでソミと会話している。


「俺はダニエル。カン・ダニエルだよ〜」


「へー！え、もしかしてハーフだったり？」


「ううん、全然。名前がそれっぽいよね」


ふふふ、と笑いかけられているソミを羨ましさしか感じない視線を送る。

ソミはそれに全く気付かず、七時くんと会話を続けている。


「そーなんだ！私ハーフなんだ〜」


「へー！かっこいい！」


「えー？そう〜？ハーフも結構大変よー？」


「なにそれ〜」


笑いあう二人。仲良くなるの早すぎ！

てかソミも、小悪魔っていうあんな強いガードがいるのにもかかわらず、なんでそんなに早く七時くんにちかづけたのかが謎！


やっと、ソミが私の存在に気づいた。「あ、A！お隣さんちの男の子ってダニエルくんのこと？」


「違うよ〜、もっと違う子がいるでしょ〜」


え、うそ、何て言いながら「そっち誰かいるの？」って確認するソミに、コーラを注いで渡す。

「いるよー、今寝てるけど、起こす？」

「うん！よろしく！」


七時くんの姿が見えなくなってからしばらくして、あの憎ったらしい顔が現れた。

ソミが私の方を見て、「何あの子、めっちゃイケメンじゃん」とつぶやく。それに、「全然」と返す。


「ダニ〜。お友達？」


「うん。今仲良くなった」


お友達の幅大きい！

初めてお話しした人もお友達に入るの？！


小悪魔は、私に向ける表情とは全く別物の優しいものをソミに向けて、「パク・ジフン〜。ジフナってよんで」なんて言っている。ソミも嬉しそうに「チョン・ソミ！好きに呼んで！」なんて言っちゃってる。

二人が楽しそうに話しているのを、後ろから見守るように見ていると、同じようにしていた七時くんと目があった。


七時くんは口パクで「お名前は？」って聞いてきた。


「チェ・A」と口パクで返す。


「俺、ダニエル。ダニって呼んで」


ニコッと、微笑まれて意識が飛ぶかと思いました、うん。
あんな人が隣だったら毎日鼻血の出し過ぎで貧血だよ。

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ここでお礼を申し上げたいと思います！

順位が101位でした！ありがとうございます！

この数字はそんなに高いものではないのですが、個人的にこの数字すごく好きです笑

なんてったって、「PRODUCE101」じゃないですか←

読者の皆さんのおかげだと思っています。本当に感謝です！

これからもこんな奴をよろしくお願いします！

17.8.24.THU/gumi

海に、きました。→←この子は、ソミでした。

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