◎ 71 : 懐かしい感じ ページ22
. Seongwu side .
「 あ、いた！テユ …… ニ … ？ 」
.
ジソニヒョンにテユンを探してきてくれと頼まれて
ありとあらゆるところを探して
ようやく辿り着いた先に、2人はいた。
… 一瞬混乱した。
俺の視界がぼやけてるのかと思ってさ
瞬きしたけど何も変わらなくて。
目の前には同じ顔が2つあって
身長も髪型も全く同じ人がいたんだ。
でも、よーくみたら体格は違うし
混乱した頭はだんだんと整理されていって
あぁ、そういえばAちゃんとテユンってそっくりなんだった。
.
「 … テユニ？ 」
『 ヒ、ヒョ、 』
「 どういうことか説明してくれる？ 」
.
なるべく優しい声を出そうと思ったけど
実際に出た声は、自分でも驚くくらい冷たくて
視界の端でAちゃんが立ち竦んでいるのがわかる。
座り込んだAちゃんを支え
俺の名前を呼んだテユン本人に目を向ける。
.
TY「 全部、話します 」
『 オッパ、』
TY「 お前は何も言わなくていいよ、
俺が全部ヒョンに話すから 」
.
テユンに話されたことは、本当にテユニらしいものばかりで
せっかくデビューが決まったのに
しませんっていって大事になるのも嫌だし
アメリカの有名講師に一緒にやってみないかと言われて即答しちゃったのも納得できる。
.
「 責めないよ、どっちも 」
TY「 え、」
「 理由がちゃんとあるなら俺は責めない 」
TY「 ヒョン … 」
「 まぁ騙されてたのはちょっと傷付いたけどね (笑) 」
『 ( やっぱり … ) 』
「 協力してあげるよ、俺も 」
.
俺が、ずっと騙してた2人を責めるんじゃないかって不安がってたみたいだけど
ちゃんと理由があるなら俺は責めないし
話聞いて、逆に協力してあげなきゃって思った。
まだあと半月くらいっていっても
その間は女の子1人だけなんだから
何かあった時に助けてあげられる人が必要でしょ？
顔を上げて、やっと目があったAちゃんに
もう大丈夫だと声をかければ
ありがとうございます、と涙目で言われて
… あぁ、この感じ、
なんだか懐かしい感じがする。
.
「 … さ、戻ろうか？ 」
『 あ、は、はい、！ 』
.
ちょっとぎこちない感じだったけど
戻ったらまたテユンに戻っちゃうのか。
なんか勿体無い気がして
ヒョンにはカフェに行ってきますと連絡した。
.
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シヨン(プロフ) - Nさん» 返信が遅れてしまい申し訳ありません（ ; ; ）生きがいだなんて…！そんな風に思っていただけてとても嬉しいです！次の作品に関しましては検討中なので、出たらまたよろしくお願いします！ (2017年11月4日 23時) (
レス) id: a3e2e7f166 (このIDを非表示/違反報告)
シヨン(プロフ) - Ayaさん» 返信が遅れてしまい申し訳ありません（ ; ; ）ハラハラする場面も入れてみようと思ったので、そう思っていただけて嬉しいです！そう言っていただけて本当に嬉しい限りですありがとうございます！！ (2017年11月4日 23時) (レス) id: a3e2e7f166 (このIDを非表示/違反報告)
シヨン(プロフ) - momoさん» 返信が遅れてしまい申し訳ありません（ ; ; ）そう言っていただけて嬉しい限りです！次のお話も検討中なので、出たらまたよろしくお願いします！ (2017年11月4日 23時) (レス) id: a3e2e7f166 (このIDを非表示/違反報告)
N - お疲れ様でした！いつも明日を迎えたくなかったのですが、この小説のおかげで毎日楽しめました！その生きがいが最終話を迎えるとわ(泣)できればまたWannaOneの小説出してほしいです○┓次の作品楽しみにしてます！これからもﾌｧｲﾃｨﾝ(`･ω･´)/ (2017年10月9日 17時) (レス) id: ef35eadc8f (このIDを非表示/違反報告)
Aya - お疲れさまでした！凄く面白くてあっというまでしたw途中正体がバレるときめっちゃヒヤヒヤしました!でも泣けるところもあって凄く読みごたえがありました！いつも読むの楽しみにしていたので終わるのがさみしいです…。番外編など楽しみにしてます！ (2017年10月9日 14時) (レス) id: b8aaae0a14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シヨン
| 作成日時：2017年9月10日 10時
