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ああ ページ44

男の人にしては少し背の小さいオッパは私の隣で「A〜、星が綺麗だよ〜」なんて言いながら夜空を仰いでいる。


「あ、ほんとだー」


「こうやって綺麗なもの見てると心が癒されるよね〜」



「見ても辛くて涙しか出てこない時は本当に心が独りな時だけ」なんて、ちょっと意味深なことを呟くオッパ。



「そうかもしれませんね〜」と軽く受け流す。



「俺にはさ、大切な人がいるんだけどさ。

その人がもしそういう状況だったらすぐ走って抱きしめたいくらい大切な人。

そういう人って、一番近いようで一番遠いから。

Aも、大切にするんだぞ?

いつジニョンがいなくなるか分からないからな」




オッパは少し恥ずかしそうにへへっとはにかんで、私の頭をつついてきた。


「何照れてるの〜。自分で言ったのに」


「だってだって。後々思い出したらめっちゃ恥ずかしい事言ってんじゃん俺!」


きゃーって、まるで乙女のように顔を両手で隠す姿は、街灯が少ないこの道でも月明かりだけで十分に確認できた。



「夜って、不思議だよね」


「急にどうしたの?」


「昼でも言えないことは、夜になら言える」



「手紙だって、夜に書く方が正直なことが書けるって言うじゃん?」だからナイトソンウニはレアだよーって悪戯っぽく笑みを浮かべる。




「…オッパ」



オッパは、何か勘づいている気がする。



「…あのね」



オッパに、隠していることをすべて話してみようと思った。

愛しい君へ→←夜は明けて太陽が昇るように



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gumi - nonさん» 初めまして!!わー!気づいていただけたのですね!すごく嬉しいです^^ 2の方にもコメントありがとうございます!!! (2018年4月2日 11時) (レス) id: b667432b9d (このIDを非表示/違反報告)
non(プロフ) - 初めまして!こちら読ませて頂いていますが"一目惚れしました"と話が繋がっているんですね^ ^こちらも楽しみにしていますので更新頑張って下さいね! (2018年4月1日 22時) (レス) id: 05e664ed41 (このIDを非表示/違反報告)
gumi - おりおんさん» ありがとうございます!!頑張りますね^^ そうなんです!!スキー ジャンプの予選で流れていました!! (2018年2月9日 15時) (レス) id: 23de9b5470 (このIDを非表示/違反報告)
おりおん - 続きがはやく見たいです…!続編頑張って下さい!! え、wannaoneの曲流れたんですか!?!? (2018年2月8日 22時) (レス) id: aee52d8b42 (このIDを非表示/違反報告)
gumi - baekdoさん» うわー!毎日待ってくださっているなんて!作者は本当に幸せです…涙 はい!気に入っていただける作品が書けるように頑張ります! (2018年2月8日 22時) (レス) id: 2d5ba8a921 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:gumi | 作成日時:2018年1月18日 17時

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